句会再開って、実は急がなくてもいいかも

RCも及ばずながら句会の幹事などをやっております。このところ毎回次の日取りが近づくと、句会をどうするかということでスッタモンダしておりますが、今週末の句会もやはりメール句会ということにしました。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、感染予防にはまだ油断できる状況ではないですし、第二波の兆候も見え隠れする今、元の生活にすぐ戻るわけにはいきません。

でも、こうして考えると、感染予防もさることながら、句会を再開することに参加者の方々がどう感じるか、そのことに一番気を遣っている自分に気づきます。

緊急事態宣言が解除されたんだから、吟行くらい大丈夫なのでは? 
まだ感染の危険があるのに再開するのは無謀では? 

自己責任、自己管理で参加すればいいでしょ? 
感染者が出たら責任はとれるの? 

有志だけでやる方法もあるでしょ? 
やりたい人だけでやるってどういう神経? 

いろんな声が頭の中を巡ります。気の弱いRCは、後で何と言われるか無茶苦茶怯えます。

でもね、とにかく句を詠んでみんなで選をし合って、結果に一喜一憂して、終わったらたとえボウズ(自分の句が無選)であれ、お疲れ様でしたと、めでたしめでたし。これはリアル句会でもメール句会でも、オンライン句会でも、変わらないんですよね。

それが句会というもののいいところで、本質的なところなんですよね。この社会にこんな楽しくて、いい加減なもの、他にないですよね。

結論! リアルでも、バーチャルでも、句会は句会。変わるものではないんだから、形式は気にせずに、楽しみましょう!

急ぐことはないですよね。無理があってはいけません。慌てず騒がず、俳人は時をまちましょう。いつでもどこでも俳人は俳人ですから。

実は、メール句会、オンライン句会の方が、RCはウンウン唸って苦吟してます。それもまた自虐的で楽しいです。

とりあえず、明日も素敵な季語との出会いがありますように。

RC


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