見出し画像

スプリンターズS(G1)予想 ややこしい時は誰かの目線で考える

最強スプリンター不在の今のメンバー構成で、勝負を分けるのは馬場とペースとポジション。

馬場は開催以来速い馬場で、前残りが目立つ。ただ金曜と土曜に少し降雨があるようで、パンパンの高速とまではいかない程度。回復も早い馬場なので、平均から速めの馬場を想定する。

ペースはピューロマジックが握ると思いますが、次いでビクターマジックその他有力馬たちもつけてくるので、ピューロマジックがハナにこだわるならば33.0〜33.5の少し速いペースは必至。

最後難しいのは、ポジション読み。

ここは川田騎手とママコチャの目線になって考えると、ポジションのイメージがしやすいです。

というのもママコチャ目線では昨年と似た環境なんです。
・外に逃げ馬がいる(最内にもいた)
・外にマッドクールがいる
・内にナムラクレアがいる

この環境下で、昨年は1番人気だったナムラクレアに外被せし加速を遅らせることに成功した。ただ昨年はマークの薄かったマッドクールに最内から足をすくわれかけた。

今年で異なることは
・内側に逃げ馬はいない
・1番人気のサトノは外にいる(しかも自分の方が前に行けそう)
・マッドクールは人気を背負う立場

ママコチャがとりうる戦略
・マッドクールにこすられないように、マッドクールよりも先手をとる
・サトノレーヴを意識して外に振るような進路どりをする

サトノレーヴが好位を取れれば両方のタスクをママコチャはこなすこともあり得ます。

マッドクールとの兼ね合い一番難しいところで、ママコチャはゲートはとても速いですが、初速はそんなに速くはない。昨年も外からマッドクールが先行していったように。

仮に無理に押して出してしまうと、ママコチャの1400っぽい瞬発力が生かせない。

今はポジションどりに関しては、坂井騎手の方が積極的だと感じるので、この並びならママコチャより前をとって去年の再現をと考えるのは普通でしょう。

去年よりも前を占めるは1頭減りそうなので、直線のさばきもよりスムースになりそう。昨年はコーナーで加速ができなかった。

ということで本命は◎ 7 マッドクール。相手は○ 6 ママコチャ。

3着候補は広めにいきたい。

ペースが速い勝負になると、1400よりのじっくり乗った馬の差し込みが届きうるので。

3着候補は、3 ウインマーベル、4 エイシンスポッター、10 ピューロマジック、1 オオバンブルマイ

買い目 12点
3連複 6-7-1,3,4,10
馬連6,7-1,3,4,10
 

以上、吉田しげるでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?