貴方の人生が咲き誇る花で溢れますように
日記じゃないけど、届かなくていいから言葉をまとめて気持ちを整理しようと思ったので書く。
2023年6月29日に私の大好きなBiSHは満開の桜と5万人のファンに見送られて解散しました。
東京ドームのステージに立ちたいという夢を叶えてくれてありがとう。そしておめでとう。
最後までずっと綺麗で可愛くてかっこよかったです。
自分含め、この日に東京ドームに行けなかったファンも沢山いて、きっと5万人よりもずっと多い人たちが彼女たちの解散を惜しんで、
彼女たちの夢が叶った瞬間を祝っていたと思う。
最後の最後に一目会いたくても会えなかったことは、きっとずっと引きずるんだろうな。
6年前、自分がまだ高校生のときに初めてBiSHの『GiANT KiLLERS』を聴いて、
何これカッコいいのに可愛いって思って、
そこから何度もライブに行って、
彼女たちの歌やコントや夢を直接届けてもらって日々を生きることができていました。
初めてのBiSHはジャイキラからだったけど、1番好きだったのは『HiDE the BLUE』
駆け抜けるような爽快感あるメロディがたまらなく好きで、後悔してもいいしありのままでも大丈夫だと思わせてくれる歌詞に何度も背中を撫でられていたように感じる。
BiSHは背中を押してくれることもあるけれど、もし自分が立ち止まったとしても横で背中をさすって、慰めてくれて、一緒に歩こうと手を差し伸べてくれるような優しさがありました。
それはきっと彼女たちも私が想像もつかないくらいに沢山泣いて苦しんでもがいたことがある人たちだからだと思う。
ドキュメンタリーとかメイキングで沢山涙を流していたメンバーを見て、胸が痛んだこともある。
入ってくれたメンバーと共に離れてしまったメンバーがいることも知っている。
私よりもとっくに別離の辛さを知っている人たちだと思う。
それでも、どんな状況でも、私たちに愛を届けるために立ち止まらずにステージまで走り続けてきてくれた。
悔しくても苦しくても辞めたいと思っても、
ここまで続けてくれた人たちが歌う重みと優しさがあった。
受験の時も何となく人生が嫌な時も支えられていました。ありがとう。
受験前最後に行った幕張ツアーファイナルでは、本物のオーケストラを背に歌い上げるメンバーたちを見て「このグループはどこまで行くんだろう」って感激した。
あの時の『stereo future』は忘れられない。彼女たちに「気高い」って言葉が似合うと強く思った瞬間でした。
本当に本当にかっこよかったんだよ。
私が行けない期間にもっともっと大きくなるって確信して、受験が終わったらまた会いにいくと誓って、またねって幕張に手を振って帰ったことを覚えてる。
受験が終わった頃にはコロナが蔓延していて、BiSH以外にも色んなアーティストがライブを自粛せざるを得ない状況になってしまった。
チッチさんの話では、もう2019年には解散を決めていたみたいだったから、この時期はメンバーみんながどうしようとなくもどかしくて悔しかったんじゃないかなと思う。
互いに会えずに苦しかった期間だったよね。
そんな中でリリースされた『LETTERS』
初めて聴いた時泣いちゃった。
BiSHの曲は、初めに聴いて元気出るなって思って、何度か聴いて気づいたら聴くたびに泣きそうになることがほとんどで、耳に入れた瞬間に泣いてしまったのは初めてだった。
「あなたのいるこの世界 守りたいと叫ぶ」って届けてくれてありがとう。
苦しいのはメンバーもそうなのに、私たちの無事を願って、守りたいと伝えてくれる貴方たちの強さにとても救われました。
REBOOTの時のLETTERSで、チッチさんが涙を流してステージを見つめて歌ってくれたあの映像はずっと脳裏に焼きついています。
あの時あの瞬間、代々木にいた人もいれなかった人もメンバーも救われていたと思う。
今でも頻繁に見返して元気をもらっている動画です。ありがとう。
BiSHは色んな言葉で色んな形で私たちとの距離が遠くないよってことを伝えてくれるところが今でもずっと好きです。
どんなに大きなグループになっても、
どんなに会えない期間が続いても、
空は繋がっているしそう遠くないよって何度も言い聞かせてくれるところに励まされて、
ライブに行けなくても日々を乗り越えることができていました。
ここまで言葉を尽くしてくれて、大事にしてくれる人たちに出会うことができて、私は本当に幸せだったなあと実感します。
感謝も愛も抱えきれないくらいに教えてくれて抱きしめてくれた貴方たちが大好きで大好きで仕方ないです。愛しています。
最後のライブは行けなかったけど、写真や映像を残してくれた人たちのおかげで会場の雰囲気を少しでも楽しむことができました。ありがとう。
アンコールの衣装を着た皆が、今までで一番綺麗だと思いました。桜吹雪の中歌い上げる姿が本当に美しくて儚くて、行けなかったことが寂しくて辛かったです。
それでも、また会えるよってそんな遠くないよって貴女たちが伝えてくれたから、とりあえずそれまでは頑張ってみたいと思います。
出会えたことが青春のギフトって本当にその通りだね。青春をありがとう。
貴方たちに出会えて、私は本当に幸せでした。
どうか貴方たちのこの先が、最後のドームのように桜が咲き誇るような晴れやかで美しいもので溢れますように。強く強く願っています。
辛いことも苦しいことも楽しいことも幸せなことも共有してくれて、抱きしめてくれたこと忘れません。
バイバイBiSH!ずっと大好きだよ!