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目先の利益より、世の中に意味のあるものを。
私たちは、こんな想いでビジネスをしています。
目先の利益より世の中に意味のあるものを。
それが結局はお客様の利益にもなる。
自分で土地を仕入れ、人やアイディアを集め、その一帯が経済的にも成立するまでやり遂げる。社会的に意味のある、心が、想いが主人公の街を創る。
- 前回のnoteより
今回は、こんな私たちの価値観を象徴しているプロジェクトの1つを紹介していこうと思います。
不動産を通じた待機児童問題への取り組み
今回ご紹介するのは、東京都の飯田橋にある「大箱ビルトイン」の事例。
既存不動産を保育園に転換した一連のプロジェクトです。
中古物件をリノベーションする場合、手っ取り早さだけを考えれば、オフィスや店舗にテナントとして入っていただくのが一番。
しかし、立地、周辺環境、社会状況など諸条件を多面的に考えた時、必ずしもそれがベストな答えではないかもしれない、と私たちは考えます。
・リノベーション前の様子
都心における待機児童問題は大きな社会課題。
もし条件が適合する物件があれば、どこにでもあるテナントを入れ、目先の利益を獲得することは容易です。
ただ私たちは、社会課題の解決に貢献できる保育園に転換する方が、地域社会にとっても、お客様の資産形成という点でも、メリットが大きいのではと考えました。
・リノベーション後の様子
そして、当社が手がけた5物件において、合計700名近い児童の就園機会を創出することができました。
最後に
そもそも、ビルや商業施設など、この世に存在する建物の全ては誰かの所有物です。
そして、社会を作っているのがその「誰かの所有物」です。
ということは、お客様にとってよりよい不動産、つまりより利益の出る不動産を産み出そうとすると、それは自然と社会的な意味を考えざるを得ない、ということになります。
これからも私たちは、待機児童問題に限らず「様々な社会課題に対して、不動産を通じて対応できることとは?」という視点で、多様な挑戦を続けていきます。
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