鮨 さえ㐂、ついに東京へ。
引退まで銀座でやり抜くそうです。
大阪ナンバーワンと言われた北新地 鮨 さえ㐂、全く予約が取れない大人気店でありながら『東京で勝負したい』と、2年前に閉店し、その後は鮨専用屋形船の楼船 さえ㐂を大阪市内で開業したかと思えば、京都は南禅寺の境内にも鮨 さえ㐂の名前で店を出すなど、非常にアグレッシブな出店の一方で、本当に東京に店を出すのかとも囁かれておりました。
鮨 さえ㐂の東京進出については、その内容について出所の怪しい、数多くの実しやかな噂が飛び交っていた中で、今度こそ。という話が飛び込んできたので、それを確かめるために(?) まずは楼船 さえ㐂に突撃し、佐伯さんご本人に真相を問うことにしたのです。
なーんてね。本当は友人から楼船 さえ㐂の佐伯さん枠が取れたから行く?って誘われて、北新地時代に振られまくった筆者としては、尻尾を振って飛びついたのでした(笑)
楼船 さえ㐂
予約は9月の頭だったのですが、当日いきなり『船の発電機が故障したので今日の営業は中止となりました』と連絡が。どこまで縁が無いんだと超ガッカリしましたが、一応10月に代替スケジュールを確保していただくことができました。ただし、既に大阪には来ているので、東京から往復の交通費と1泊分の宿泊費で5万円弱の出費が…。コレは痛い。しかし、Pinch is a chance がモットーの筆者としては、この件を銀座の席を確保するための好機と見たのでした(笑)
かくして1ヶ月後の10月初旬。やっとその日が来ました。
場所はココ。大阪市中央卸売市場側の海の駅から出航です。市場のすぐ傍からってちょっと粋ですね。最寄駅は阿波座が一番近いかなー。
追記: 2020年3月1日から乗降場所がタグボート大正に変わります。JR、大阪メトロの大正駅からそれぞれ概ね5分以内のアクセスです。
乗り込みます。雲が多めですが、この日はこの後から急に快晴に。実は筆者は超ウルトラスーパー晴れ男なのです(笑)
鮨屋と言えば暖簾ですが、どこにあるかなーと思ったら船室に入ってすぐの所にありました。
大将の佐伯裕史さん。イイ笑顔ですね、破顔一笑。東京から来た事、そして1ヶ月前の店都合当日キャンセルの件について話をしてみたら『本当にご迷惑をおかけしました。是非お車代を…』と仰られるので、ホントですか?東京から来ていますから今日のお代が全部吹っ飛びますよ。まぁ、このお話はまた食後にでも、とまずはココで一旦収めて、銀座への布石を打つのに成功しました(笑)
今日のメニューに松茸と渡蟹、鮑が出て来る事を暗喩するプレゼンテーション。渡蟹と鮑は既に殻だけでしたが(笑) まーコレは船内で全部の仕込みをする訳には行かないでしょうから仕方ないでしょう。
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