有給取り放題制度

ゆめみの当たり前より

下記のPodcastでも有給取り放題制度の誕生エピソードを話しています


ゆめみでは、メンバーにとって、将来に対しての不安を少しでも解消して、安心して働ける環境づくりを作るという「夢見(Dream)」というコンセプトをベースに、「有給取り放題制度」という制度を用意しています。

傷病、育児、家族の看護・介護など、不測の事態、避けられない事態によって、将来、働けなくなるリスクを少しでも解消するために、無制限で有給休暇を取得することが可能です。

無制限有給休暇は、ネットフリックス、エバーノートなどが米国で導入した事で知られる制度です。

米国は、法律で有給取得の定めがない数少ない先進国であり、未消化有給を退職時に買い取る必要があるという背景や、比較すると個人の成果責任が問われる社会ということもあります。

したがって、無制限に有給を与えるという事が、福利厚生の点で採用アピールにもなり、未消化有給の超過買取を防ぐ事にもなります。

実際に、成果を出さないで休みまくってしまうと、周りの目もあり、無闇に休むことはない事も想像できます。

逆に言えば、成果をしっかりと出す事で、1ヶ月間といった長期の休暇を取る事も普通にあるようです。

日本は、休日数が各国と比べると比較的多く、みんなで一斉に休日をとるという文化があったり、政府も有給取得を義務化などを推進しているので、どんどん年間休日・休暇日数は増えて行く事が予想されます。

その結果、(本人、家族が健康である限り)余暇の充実は増していく事が期待されます。

一方で、特に看護・介護の問題については、一部の人に限定された問題ではなく、多くの人が避けては通れない社会的な問題あり、将来における不安な材料であることは間違いないと考えています。

そして、会社の役割としては、社会の公助の一部を担う事が期待されていると考えます。特に、日本が抱える「介護・看護」といった社会的な問題に対して、国だけでなく、会社がどう一助を担うかを真剣に問われる時代が訪れることは間違い無いと考えます。

実際に、ゆめみでは、ご家族の看護・介護などの理由により、働くことを続ける事が難しくなった個人事業主であるパートナーの方がいました。

どれだけ本人が健康であったとしても、家族の親御さんなどの看護・介護によって、本人が働き続ける事が難しくなったのですが、身近に感じた出来事でした。

ゆめみの事業内容においては、優秀な人の一部は、個人事業主・フリーランスとして働く人も多く、実際にそういった方とパートナーとしてお付き合いをしております。

フリーランスであれば、プロジェクトベースで複数の会社と契約をしながら、個人としての市場価値を高めたりする事も可能ですし、常に人材市場からの評価を受ける健全なプレッシャーの中で、自己学習・自己啓発をしている方もいます。

一方で、一人で働くことのリスクというものもある中で、ゆめみにおいて、プロパー・アルバイトとして働く人に対して提供できるものは何があるだろうか、と考えた中で、今回の有給取り放題制度が生まれています。

夢見(Dream)という、安心して夢を見れるように、不安を解消するというコンセプトに沿って、色々な環境づくりを引き続き行っていきたいと思います。


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