2018年11月の記事一覧
欲しい色ⅩⅣ〜White Breath〜
こんな寒い夜に
近すぎるキミの呼吸に遭遇したら
ここは吹雪の中なのかと
ワタシは錯覚しそうなのに…
こんなに近くで
キミはワタシへのオモイを
溢れさせてる
そんなの感じたら…
キミ、ズルイよ❤︎
キミのその白い呼吸に触れるたびに、
ワタシは呼吸の仕方を忘れてしまうと
キミは知ってるの？
こんな寒い夜は
この身体はどんどん冷えてくのに
心はどんどん熱くなっていると
キミ
欲しい色ⅩⅢ〜Honey Ticket〜
1回だけ遊んでやろうだなんて…
やめた方がいいわよ？
オモチャより遊ばれるのは
どっちだと思ってるの？
1晩だけ味見してやろうだなんて…
随分と余裕ね？
骨の髄まで味わうのは
どっちだと思ってるの？
1度でも運命だなんて…
言わない方が身のためよ？
そんなの錯覚だと分かるのは
どっちだと思ってるの？
甘い蜜を求めて
アナタがお遊びで開けた扉は、
『天国』行きの直行便。
ただし、『
欲しい色Ⅻ〜Sepia Mark〜
記憶の中のアナタは
あまりに優しく
あまりに暖かく
きっと、
ずっと、
一緒だと、
そう信じていた…
という願いが、
記憶になった…
だけなのかもしれないね。
お互い
いつの間にか
違う道を歩いている今、
あの時間を思う日が
無いと言えばウソになるけど、
思うだけで、
追うことはもうしない。
日に日に
アナタの残像は遠ざかるけど、
ワタシは進むの…❤︎
けどもし、
ワタシが迷子
欲しい色Ⅺ〜Golden Time〜
無言の視線も、
熱い視線も、
掠めるだけの息づかいも、
直に触れる息づかいも、
荒々しい指先も、
もどかしい指先も、
そう惑わせてるのが分からないの？
そう惑わせてのるが分かのるよ…❤︎
そう誘っていると分かるよね？
そう誘っていると分かるのよ❤︎
『オレに堕ちろ』
『ワタシに堕ちて』
ずっと、そう仕掛けているよね？
ずっと、そう仕掛けているのよ❤︎
もう、
とっくにおかしくなっ
欲しい色Ⅹ〜 Summer's Yellow〜
『そのままのキミでいいんだ❤︎』
そうアナタに告げられた時、
ワタシはワタシのこだわりを
砕いて捨てるか迷った。
ワタシに向けた
太陽の名を持つ
あの夏の花のようなアナタの笑顔を
決して離さないと誓いたいのに…
迷ったの。
ワタシの『誓い』は、
いつか『願い』に
変わりませんか？
『そのままのキミを見ていたいんだ❤︎』
そう、満開の笑顔で言うアナタ。
例えば、
アナタが見ているワタシ
欲しい色Ⅸ〜Red Spider silk〜
剥き出しのココロとカラダを
最後の一滴の
粉々の灰になるまで
アナタに晒していく…
昇るのが先か？
堕ちるのが先か？
どちらにするのか
その匙加減はアナタが決めて …❤︎
見えないぐらいなら
小指を繋ぐだけの赤い糸など
邪魔なだけ。
アナタが上手に仕掛けて
ワタシは自ら捕らわれる…
ワタシとアナタに絡らまる
この蜘蛛の巣みたいなのが
その赤い糸だというなら…
見えないようで見えそう
欲しい色Ⅷ〜 Real Green〜
この手の繋がりが心地良いのは、
キミの心ごと縛っていられていると、
そう錯覚させてくれるから ❤︎
キミから繋いでくれたこの手を、
どうかキミから離さないで…。
輝く緑の草原で、
『貴女は強い女性だ』
そう言ったキミに、
理由も無く弱さなど見せられないの。
だから、理由をください。
あの草原は眩しすぎて、
キミには
ワタシの本当の姿が
見えてなかったんだと、
あの
輝く草原
欲しい色Ⅶ〜Sweet ASH〜
アナタの色に染まろうと
そう決めたあの日から、
ワタシの願いと、
それを叶える魔法の言葉は、
『ワタシはアナタだけのモノ』
本当は、
明けない夜も止まない雨も
この世界にはあるのだと、
アナタだけは知っていた。
光と闇の狭間にある、
この甘美な灰色の世界で、
アナタの甘い毒に染まった時、
アナタも
『ワタシだけのモノ』
になるのね…❤︎
written by rayd
欲しい色Ⅵ〜Mirage White〜
見えるモノが全てじゃない？
そんなチンケで流行りなセリフは、
無意味でしょ。
本当に欲しかったのは『言葉』じゃ無いの。
今、
目の前にいなくても、
アナタを感じないわけじゃないのに…。
笑顔は、
誰かに向ける為にあるのだと、
そう教えてくれたのは、
アナタ。
だから、
せめて、
脳裏に浮かぶアナタを、
もう少しだけ見つめさせて。
ただそれだけで、
色を無くしたワタ