“結果より過程”とよく言うけれど
“結果より過程”とよく言うけれど、
結果は無視してよい、というわけではない。
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誰かと何を一緒に作り上げていく過程が好きだ。
文化祭にしても運動会にしても今の仕事にしても、意見を出し合って、試行錯誤して、ひとつのものを作り上げること自体が好きだ。
逆に言うと、結果に対して嬉しさを感じることはあっても、悔しさを感じることはあまりなかった。
だから、積み上がっていくことはない。
その瞬間瞬間の努力は、それなりにしている自信はある。一方、過去の経験を踏まえた工夫や変化などの改善行動がめっぽう弱い。
つまり、ずっと初期装備で戦っているようなもの。
このままだとレベルアップせず、ずっとステージ1で戦い続けることになるんだろうなと薄々感じてきた。
けれど最近、もっと上のステージを見てみたいと思うようになってきた。
身近にいる上司は40歳半ばくらいだが、
歳が半分の自分から見ても成長していることが目に見えてわかる。彼は向上心を常に持ち続けていて、周りからの信頼を勝ち取っている。
そんな彼を信頼し、尊敬しているからこそ、
同じステージに立ってみたくなった。
どんな景色が見えて、
その景色を見たときにどんな感情になるのか。
過程のための過程ではない。
結果のための過程である。
結果のための過程を最高に充実したものにするためにも、
結果にこだわることも大事なんだろう。
結果にこだわり、
一度がむしゃらにやってみないか。