冬はつとめて

関東は平たいので、高架の電車で都心に向かうと朝日の洗礼を受ける。圧倒的なエネルギー。目が開けられない。俯いてスマホも見られない。でも非情にも朝が来たことを、活動を開始しなければいけない現実を圧倒的なエネルギーで示す。この感覚はやっぱり宗教的だ。古くから神と崇めたくなった気持ちは理解できる。私も神だと思う。特に朝。夜明けから『やうやう白くなりゆく山ぎわ 少しあかりて』からの太陽が現れた途端、急に夜ではなくなる感覚。ここに引っ越すまで、割と長く通勤は地下鉄だったから、地上を走る電車の車窓の流れる景色を見ることもなく見る、この日常はある意味新鮮だ。

でも座れたから少し寝るね。

仕事初め。今日の電車はそこそこ乗客数。


あ、1月は旧暦では春ですね。ま〜いっか。

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