Ray_topaz

ただの学生

Ray_topaz

ただの学生

マガジン

  • 此処炉

  • Rayの短編

    不定期に掲載している短編達をここに集います。

最近の記事

おやすみ

なんでかな、1文字も書けないことなんてあるんだ… あれも違う、これも違うと繰り返し。 まぁ、良いか。 少し時間を置いてみよう。 そしたら何かが見えてくるかもしれない。 夜中に人は歩くことが難しいから、 昼間だけ進めばいいと思うんだ。 でもたまーに昼間も眠っちゃうから、 その時は、起こしてくれるといいな。 それよりも、そろそろ受験勉強を… 努力ってなぜこんなに難しいのだろうか…

    • 自己紹介っぽいもの?

      どうも、Rayです。絶賛受験生です。えぇ、何してんだ!勉強しやがれ!ですよね……将来特に何かやりたいとかはなく、今を生きる刹那主義者みたいな感じです。そろそろ真面目に進路とか決めて頑張らないといけんと申すけれど、意見を持たずして生きてきた私にはよく分かりません。さて、個人的には機械を触る、作る、造るや物を創る事をしていきたいと考えているわけですが、いまいち私にはピンと来ません。何でしょうね……こう、自分を演じる過程での副産物とでも言えばいいのでしょうか。各人々から強いられてき

      • 「何処炉」

        しらないところ。 めがさめる。 「ここはどこ。」 こえがでる。 まわりはくらい。 なにもきこえない。 あしをふみだす。 おとがする。 カラカラ まえにひかりがみえる。 またあしをふみだす。 ちかづいていく。 すこしずつ、すこしずつ。 おとがきこえてくる。 パチパチ カラカラ だれかがいる。 ひかりをかこんで。 こちらにきがつく。 ちかづいてくる。 てをさしだして。 てをひかれて。 ひかりのまえに。 「どこここ。」 「あたたかいところ」 「ここはウロ」 「あんぜんなところ」 「

        • 「鏡花水月」

          月が雲に隠れ、影に映る彼女を眺めていた。喪服を纏い、海をただ見つめる彼女を。私と彼女はまだ数年の付き合いだ。ただ、今の私には彼女を見つめることしか出来なかった。約半年前、彼女の父親が命を落とした。服毒自殺だそうだ。彼女の母は、数年前に既に命を落としている。その人は、とても綺麗な人だった。しかし、ある雨の日に病を患った。それからというもの、食べ物が喉を通らなくなり、みるみるみすぼらしい姿に変わってしまった。様々な名医たちを呼んだが、誰一人として治せるものはいなかった。それどころ

        マガジン

        • 此処炉
          1本
        • Rayの短編
          2本

        記事

          「超能力」

          彼は超能力が使えた。 そんな彼に与えられた役目は、真っ白な翼を広げ、人々を救う天使。 彼はそれに不満を持たず、寧ろその役目を楽しんでいた。 やがて、彼が本物の天使と見紛うほどに、遠く輝かしい存在になってしまった。 いくつかの時が流れ、世界をひっくるめた戦争が幕を開けた。 彼もその善意から軍への入団を快く応じた。 月日が流れ、非常に強大になった力は平和の象徴だった。 しかし、いつからか、彼の存在を不安視するものが現れ始めた。 いや、かなりの少数派ではあるが、元から存在していたの

          「超能力」