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2020年がもうすぐ終わる12月に

たいへんですね
とひとまずご挨拶してしまう2020年。
本当に突然のたいへんなことはたくさんあったのだけれど
今までだって本当はいつもたいへんなことはいろいろなところで起きていて
それぞれの事情で自分だけたいへんだと騒いでも仕方がなかっただけで
自分の知らないところでたいへんな事件や苦労はいつもある。

ところが流行の「たいへん」があることで、みんなが「たいへんですね」と声を掛け合い思い合える、思いあってもいい雰囲気が今はあって。

少し体調が悪いくらいでも学校や仕事を休みやすくなったり

きれいにする習慣を子どもや他の人にいちいち言ってもよくなったし
言われるほうも理解しやすくなったから素直に聞いてくれる。
声が大きすぎる人の話を我慢して聞かなくてもよくなった。

インドア派生活も堂々とできるし、声が小さくてもいいし、パーティを開かなくてもいいし、いろいろ参加しなくてもいい。

マスクと消毒環境のおかげか、風邪もひいてない。
風邪の人が無理しないので体調の悪そうな人にあまり遭遇しない。

ひとつの習慣や価値観の中では対応しきれないことと出会い
みんなが当たり前のようにカッコつけて走っていた道が突然目の前で消え
進む道がわからなくなり立ち止まり、早く道を作れと焦り騒ぐ。

けれど例えゆっくりでもダサくても今まで自分で考え自分の道を作り歩んでいた人の道は消えることなく自由に続く。

カッコイイ大通りがカッコ悪く渋滞して、本当は進む道は誰かが作ってくれるのを待つよりも、自分で考え作ればいいと知っていた人たちが動きやすくなる。

みんなの価値観が自由になってみんな違うことをあたりまえにおもしろがれる
やさしい未来へと向かいたい。
2021年はどんな年になるのだろう、予測できない未来。

用意されている未来なんて本当はなく
自分の未来は自分で作ってよいのだと気がつく。

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