2024京都市長選挙の結果を受けての雑感

(2024年京都市長選挙について、政党間の事情についてばかりを言い立てる人たちに辟易したので書きました。市民にどのように働きかけたのか、あるいは働きかける側の人たちはどんな取り組みをしたのかが、今後の参考になるのではないか、ということを気にして書きました。元ツイートは投票日翌日の2024年2月5日発信)

京都市長選挙の結果についてTwitterでいろいろと自分の見解を語っている人たちがいるわけですが、政党間の事情について語っている人が多すぎ・・・・・・ 現場での反応とか、運動的にどうだったのかという話が聴きたい。

どうせ、選挙や議会内の闘争だけで社会を変えることは出来ないのだから、地べたの対話の中身とか、運動の前進面とか、そういうところに希望を見出だしたい。

投票に行かなかった人たちの分析も必要。 パー券まみれの政治家に抗議するつもりで棄権したのか、あるいは政治に嫌気がさして行かなかったのか、「どうせ政治は変わらない」とあきらめてしまったのか、そもそも政治に関心がないのか・・・・・・

「無党派層へのアプローチはSNS対策だ!」と息巻く人たちについて、私が半ば冷めて見ているのは上のことが念頭にあるから。「政治は自分には関係ない」と思っている人たちへのアプローチが、SNSだけで十分だとは思えない。

むしろ、路上で自信をもって対話できる人をどうやって増やしていくか、ということが重要なんではないの? 「自分には関係ない」と思っている人の認識にツイートだけでひびを入れられるなら、そんなに簡単な話はない。

(追伸)
この一連のツイートにたいして、「どんな政党が推しているのか気にならないのか」「運動と言われても抽象的すぎてわからない」というコメントがありましたが、選挙を「政党だけがやるもの」「政党の投票動員で決まる」と思っている人には、なかなかピンと来ない話だったかもしれません。
また、普段の私のツイートをご覧になっている方はお分かりになられていると思いますが、SNS上での広報や広告物(いわゆる「空中戦」)だけを選挙戦の宣伝だと思っている人たちについては、私は基本的には批判的なスタンスをとっています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?