【モンメン軸ロストマーチ】シティリーグ2020シーズン1使用デッキ
挨拶
ラウスです。
本稿では、シティリーグで使用したデッキの解説を行っていきます。
結果は3-2と中々振るいませんでしたが、
負け試合は互角な試合ばかりでしたし構築も自信を持ってお届けできるものですので、
“あ~こんな考え方もあるのね”的な観点で最後まで見て頂ければ幸いです~
デッキレシピ
モンメンを主軸とし、
ケララッパ/ロストミキサーでロストゾーンを肥やしていく
ロストマーチデッキです。
カルネで追いロストミキサーすることで
終盤火力を押し上げます。
ワタッコライン非採用によるデッキの変化
ワタッコは従来のロストマーチの主軸ですが、本デッキでは非採用。
非採用にしたらどうなるのかを述べます。
一般的に挙げられると思われる
ロストマーチのメリット/デメリットは以下の通り:
○非GX
○非GXなのに最終火力が桁外れに高いため正しく回ればGX相手に無類の強さを誇る
○三色で殴れるので弱点を巧みに付ける
×単体で強いカードが少ないため事故を起こしやすい
×更にエネ配分が特殊で余計に事故を誘発させる
×2ターン目までにロストゾーンを肥やせないと大きく出遅れるため序盤のグズマによわい
×デッキスペースを圧迫しがちでメタカードが入らない
×殴り出しが遅く非GX相手に遅れを取りがち
דめつぼうのひかりGX”でバラバラに引き裂かれる
ロストマーチ嫌いなの??ってくらいデメリットを書き出してしまいましたが、
冷静に見返してみると×の部分に共通点があります。
それは
“ポポッコーワタッコラインの弱点が殆ど”ということ 。
草ポケモン無しのロストマーチとすることで、弱点をある程度克服したロストマーチが完成するはずです。
ワタッコラインを抜くことによる変化を以下に記します:
○非GX
△非GXなのに最終火力が高いがワタッコを抜いたので伸び量は少し控えめに
○草で殴れなくなるが環境的には妖超弱点のほうが多そうなので問題なし
×単体で強いカードが少ないため事故を起こしやすい。ワタッコを抜くことでだいぶマシになったが、依然問題
○エネ配分はダブル無色とカウンター(トリプル加速)に統一
○序盤のグズマをされても火力には関係なし
○ネットボール込みでデッキスペース16枚くらい空くうえにウツギも要らない
○相手のたねポケモンを倒す程度であれば殴り出しは従来構築より少し身軽。流行りのTAGはどうせ2パン意識なので問題なさそう
△“めつぼうのひかりGX”は不利だがワタッコ置かないと始まらない構築よりはプレイングでごまかせる
そして新たに発生した弱点に対し、
新たに発生したデッキスペースを用いて以下のようにカバー可能:
△火力が以前より控えめ
→中盤までの動きを2パン意識とする(環境に妖超弱点が多いので2パン意識調整のほうがお得のはず)
→カルネを投入することでロストミキサーの試行回数増加
×手札事故
→エルフーンの投入
ここまで形を変えると
ワタッコ軸のロストマーチとは完全に別デッキであると言えますね。
おわかりいただけただろうか…
採用/非採用カード理由
ここまでのコンセプトを前提に
採用カードの理由を述べていきます。
冗長性を削るため、なるべく必要最低限の表現とします。
○モンメン 4
主軸
○エルフーン 2
先述
HP80で滅亡の光に立ち向かえるポテンシャル含
そしてなぜかアブソルが居てもにげるゼロ
○ネイティ 3
6回殴りたいのでロストマーチ要員はサイド落ち考慮7枚
○ケララッパ 4
○ロストミキサー 4
ぜんぶ使うとロストマーチで240出るようになる
TAG相手には最終的にハチマキ込み270を狙う
サイド落はカルネでカバー
○ひかるセレビィ 2
エルフーン少ないし1でも良い気もするけど
余ったらロストミキサーすれば良いので安定寄り
○オドリドリGX 1
○カプ・テテフGX 1
○ヤレユータン 1
空いたワタッコ分のスペースを有効利用するため置物系ポケモン多め
オーロット&ヨノワールGXもいるし…
○マーシャドー(リセットホール) 2
ベンチを圧迫しないロストミキサー要員
○ポケギア3.0 1
最後まで決まらなかった
やぶれかぶれとか二枚目のテテフとかにしても良かったかも
○カウンターエネルギー 3
へるさんのゴルーグ構築とだいたい同理由で採用
非採用カードも述べます
○エルフーンGX 0
知り合いたちにめっっちゃ勧められたカード
ギラティナ対策としてはフーパで充分であり
だいたい使うところの無かったグズマで後ろのトリを狩られて負けるので非採用
○マーシャドー(やぶれかぶれ) 0
検討時間不足であり今後の伸びしろ
当日のマッチアップ
〇三神カメポチャ
×ゴルーグ
×三神シルヴァディ
〇ウルネク
〇三神フェロマッシ
負けた試合は毎ターンあと一歩でした…やっぱりロストマーチって感じですね。
ただvsゴルーグでは残り時間3分で自身のプレイミスを誘発させており(スタンプ警戒の手を打ったが冷静に考えるとゴルーグにスタンプ入ってなさそう)自身の甘さを感じます。
ウルネク戦はフーパを主軸に立ち回ることで’めつぼうのひかりGX‘’の脅威をギリギリいなしながら戦うことができました。
むすび
デッキの解説は以上です。
レギュレーション落ちも控えてますし、そのまま使える機会は少ないかもしれませんが
このデッキ(このアイデア)が皆さんの価値観膨張の一押しになれれば幸いです。
最後に謝辞を
・草抜きロストマーチという可能性を教えてくれたねつくまくん
・軽い気持ちで話したら完璧なアイデアで返してくれたあらいさん
・練習してくれた皆様
・そして、モンメンのイラストレーター小林ぱに先生
皆様の力を(勝手に)借りて素敵なデッキに仕上げることが出来ました。
以前にも書きましたが
素敵なデッキは素敵な出会いから生まれます。
素敵な出会いに感謝。
以上です。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました!!
~追伸~
おまけとして以下を有料記事としています
○デッキ選択の過程
○このデッキの回しかたワンポイントアドバイス
情報量もそこまで多くは無いので
本記事への投げ銭感覚で入れて貰えれば幸いです~
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