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日本の現状(2022.12.12現在)

いつもは私自身のリーディングですが、今回は対象を変えて、「日本」全体をリーディングしてみました。カードを使うまでもなく、私自身が感じていた通りの結果になりました。

パンデミックの規制は緩和されているように見えて、接種は相変わらず推進され、マスクもまだまだ外せない…。自粛や時短、勤め先の先行きも見えず、収入が下がるなか、(円安から円高に戻っても)物価高は続き、さらなる増税の予感…。
このような現状は、日本という国の、あるいは国民の、どのような意識が引き起こしているのか?また、どう意識を変えれば、現状を変えられるか?をリーディングしました。


<展開と位置ごとの意味>



下段1            上段左2      上段右3 (The Muse Tarotより)


1(本来なら上手くいく現状から)自分を引き離していること
2 現在自分(=日本)が引きつけやすい(発している)エネルギー
3(現状を動かす)ヒントを見つけるのに、国民全員がすると良いこと

今回は、「自分」を「日本」に置きかえます。また、<結果の考察>を書き、各カードについての解説<今回の結果>は省略します。

<結果の考察>


The Star

1(本来なら上手くいく現状から)自分(=日本)を引き離していること
The Star
夢見がち。TVのコメンテーターやマスメディア、憧れの芸能人の言動を重視しがち。
また、日本人の多くは「大多数の意見や行動が正しい」「大多数に合わせていれば問題ないだろう」と無意識に思う傾向にあり、
「あの人が〇回目を打っているから、自分も接種する」と考えるのはもちろん、
「あの人がやってるから、私も同じ資格を取ってみる」
「あの人がやっているから、同じことをして稼ごう」とまで、
自分の行動の指針や考えを大多数に合わせることを良しとします。
この価値観が、このような現状を引き起こしているといえます。


2 of Emotions

2 現在自分(=日本)が引きつけやすい(または発している)エネルギー
2 of Emotions
足の引っ張り合い。分かりやすい例として、「ワク推進 VS. ワク反対」。ここでは議論するつもりはありませんが、科学・医学の専門家の助言や研究結果、あるいは医療現場で働く人たちが目の当たりにしてきた不都合な真実を信じるか?政府やマスメディアの発信内容とは裏腹に、実際にワクの副反応にさいなまれ、SNSで声を上げている人たちを「陰謀論者」と叩くか?この二極化はかなり進んでいるように見えます。また、パンデミックがなかったにせよ、未だに社内やママ友同士で、意見の食い違いから対立し、お互いに足を引っ張り合うような行動を続けている人たちがいそうです。あるいは、活躍しているように見える人たちに対して、要らぬ嫉妬心を抱き、SNSで執拗にバッシングする、といった行動もあとを絶たないようです。意見の対立する人と足を引っ張り合うのではなく、意見を同じくする人たちと徒党を組んで行動した方が生産的でしょう。または、「違う意見があって当たり前」と割りきり、他人の意見に左右されずに自分ならどうしたいか?自分の気持ちを見つめる必要があります。


12 Hanged Muse


3(現状を動かす)ヒントを見つけるのに、国民全員がすると良いこと
12 Hanged Muse 
自己犠牲をやめること。「他の人のために」をやめること。
ワクも、「他人のために」がキャッチコピーでした。
とかく、日本人は「他人のために」「他人に迷惑をかけないために」を優先しがちです。もちろん、これは、長所であるべき国民性です。

しかし、大きな組織や社会は、その国民性を巧みに利用し、つけ込んでくる場合もときにはあります。ときには自分の頭で考え、自分の体調と相談し、「自分はこう思う」「自分はこうしたい」を優先することが大切です。


2 of Materials


飛び出したカード2 of Materials
のカードには、∞が描かれています。「自分を優先しても、物事は循環する」と読み取れます。自分の体調を優先することは、我がままではありません。体調不良を我慢したために、不慮の事故を引き起こしてしまえば、かえって他人の迷惑になります。
みなさんが、心身ともに健康でいることが、国全体の安全性にもつながります。
また、自分なりの意見を持ち、物事を批判したとしても、それは他人の足を引っ張ったり、誹謗中傷にはなりえません。批判する背景には「自分ならこうしたい」という思いがあるはずだからです。

(とかく、自分と違う意見の人に出会うと、自分の全人格を否定された気持ちになってしまう傾向が日本人にはあります。それゆえ、敵対心を抱き、足を引っ張りたくなるのでしょう。)

「では、自分はどうしたいか?」という明確な意思を持って、一人一人が行動することで、日本はこの現状を手放せるでしょう。

また、政府からいわれるままに税金を払って終わり、ではなく、国民一人一人が「自分たちの税金で議員の生活を支えている」という意識を持つ必要があります。税金がどういう使われ方をしているのか、本来ならどう使われるのが最善なのか?を常に考え、おかしいと感じたら、声を上げることも大切ですし、今がまさにその必要があるときだと思います。

しかし、このまま他人の意見に流される生き方を良しとすれば、この現状は長引くでしょう。


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