【ポケモン剣盾 s1 最終131位 最高48位(12/30 10:55時点)】ハイコントロール構築
S1 お疲れ様でした!
★1 構築経緯
★2 個体紹介
★3 あとがたり
★1 構築経緯
七世代と変わらず「どんな構築とも最低限五分で戦えるよう広く浅く」をコンセプトにサイクル構築かつサイクルが回せないような相手には対面選出が出来るような構築作りを意識した。
また、前世代では並びで強い構築を作れなかった反省を活かして、個々の単体性能を引き上げつつ並びでの強さの両立も出来るように意識して組んだ。
個体紹介のところで採用理由も説明します。
この構築で一番大事なのはドラパルトとアーマーガアなのでこの二体を重点的に解説します。
★2 個体紹介
ドラパルト @こだわりスカーフ
選出率 一位 ダイマックス率 一位
陽気
実数値・164ー172ー95ー95ー95ー212
振り方・6ー252ー×ー×ー×ー252
ドラゴンアロー ゴーストダイブ 鋼の翼 蜻蛉返り
この構築の始点にして最強の駒、初手投げ率は90%を超えていた。
初手で不利対面を取った時に安全に蜻蛉返りを押すことでダメージ量から相手の型を判別出来たり、非常に強かった。
このポケモンの強いところはダイマックスさせて相手を崩してダイマックス解除されたら高いSでスイープする。
つまり、崩しと詰めをダイマックスすれば両立できる点にある。
ダイマックスする前になるべく技固定させないよう立ち回るとダイマックスしてかなり柔軟に相手に対応出来るのでそこも意識した。
また、ダルマと同居させることで初手ドラパルトミラーで相手に居座らせるよう誘った。実際初手ドラパルトミラーはほとんど引かれなかった。
ミミッキュ @いのちのたま
選出率 五位 ダイマックス率 四位
陽気
実数値・131ー142ー100ー63ー125ー162
振り方・6ー252ー×ー×ー×ー252
影うち シャドークロー じゃれつく 剣の舞
強いポケモンを使いたいと思ったので採用。
あらかじめ決めていたことは相手の構築にアーマーガアがいたら出さない、他のポケモンの通りが悪いなら投げる、という二点であった。
耐久に自信がないためダイマックスを思っていたよりあんまり切らなかった。あと、かげうちでの縛り性能が非常に優秀だったため舞ってダイマさせずに殴っていた。
正直、このポケモンを上手に使えてた自信が全くない。なんなら、下手くそだったと思う。
サザンドラ @こだわり眼鏡
選出率 三位 ダイマックス率 三位
臆病
実数値・167-108-111-177-110-165
振り方・×ー×ー6ー252ー×ー252
流星群 悪の波動 火炎放射 ラスターカノン
前世代で使ってたことがある、サイクルを回す上でタイプ受けが非常に優秀、という二点から採用。
最初はものしり眼鏡の身代わり悪巧みで使っていたがしっくり来なくて、FFで強い人が「サザンドラは眼鏡が強い」と呟いていたため真似したら実際瞬発火力が非常に優秀だった。
ドラパルトの蜻蛉からつなげて悪の波動を連打するのも強いし、またドラパルトに投げてくるカバルドンに対して蜻蛉からつなげて眼鏡流星群でカバルドンに何も仕事させないのも強かった。
基本的に相手の構築にダイジェット積んできそうなポケモンがいなければ投げる。
こだわり火力で数的有利を取った後、相手視点こちらがダイマックスすればこだわり解除できるため一貫する技というより目の前に通る技を押すようにしてたが水ロトムにラスターカノンを押すとニンフィアが死にかけるのでこれだけは例外。
流星群だけは押した後に相手の起点に必ずなる、また外しがあるためなるべく押さないようにしていた。多分合ってる。
ヒヒダルマ @こだわり鉢巻
選出率 五位 ダイマックス率 六位
意地
実数値・181ー211ー75ー41ー75ー147
振り方・6ー252ー×ー×ー×ー252
つららおとし 地震 馬鹿力 蜻蛉帰り
最強であり、最弱のポケモン。
バンギラス、トゲキッス大流行の時思いついた、認知されてない時期と認知されてる時期で強みが違う。
認知されてる終盤は選出強制力が強かった。ヒヒダルマの相手の処理ルートは主に二つ。
三匹全員が対面からダルマに勝てる、またはバンギなどをあえてダルマに落とさせて技を縛ったダルマを起点にリザなど強力な積みアタッカーで裏のポケモンもまとめて処理する。
どちらを考えても投げる際は裏に置いて安全にダルマを投げるのが強いと気づいた。気づくまでは目の前見ないでつららおとししてたので頭が非常にヒヒダルマ。
受けサイクルに対して相手が上手だと負けてたため立ち回りと選出の練度が足りてないと感じた。
アーマーガア @オボンの実
選出率 二位 ダイマックス率 二位
腕白
実数値・205ー108ー172ー63ー105ー87
振り方・252ー6ー252ー×ー×ー×
アイアンヘッド ボディプレス はねやすめ 蜻蛉帰り
間違いなく本構築最強のポケモン。
相手の陽気ミミッキュに対して剣舞を積んだ後ダイマックスゴーストダイブがHB特化で、乱数25%のため調整する余裕がなく、HBに振り切る形となった。
ドラパルト、サザンドラのクッションとして使うのもよし。お盆が非常に有効に機能する。
蜻蛉返りでの対面操作が便利なので技構成と持ち物はこれで完結してる。
しかし、このポケモンの一番強い点は
数多くの物理アタッカーにダイスチルを連打してからボディプレスで自ら受けと崩しを両立できてる点。
ギャラドスに後投げしてダイスチルとダイウォールを上手に絡めて切り返したり、終盤に流行った早いアーマーガアに対してダイマックスにダイマックスを合わせてダイスチル連打からの下からボディプレスで詰めていくムーブが非常に強い。
ただ、体力管理が難しいのと中盤にアーマーガアを残すかクッションとして使うかの判断が難しく経験則かどうしても気になる方はDMください。
ヒートロトム @食べ残し
選出率 五位 ダイマックス率 五位
穏やか
実数値・157ー71ー127ー126ー174ー106
振り方・252ー×ー6ー×ー252ー×
鬼火 電磁波 祟り目 ボルトチェンジ
一番悩んだ枠。リザードン、トゲキッスを後投げから止める駒がどうしても欲しかった点。オーロンゲの電磁波がここまで全てのポケモンに通ってしまう点が非常にネックだったためこのポケモンを採用した。
オーロンゲに後投げして鬼火撒いてから裏のポケモンを容易に展開させないように鬼火または電磁波連打して器用に壁を枯らす立ち回りが強かった。
単体性能としてはかなり弱いので投げる相手が限られてる点とサイクル用の駒なのにステロが抜群で入ってしまう点が非常にネックだった。
しかし、水ロトムだとリザードンのソーラービームで突破されてしまうのでどうしてもパーティから抜けなかった。
ここに入るベストな駒を見つけることが出来ればもっとこの構築は強くなると思う。
★3 あとがたり
正直構築としての出来はそんなに良くないと思っているが、使い手のアーマーガアとドラパルトの扱い方がかなり上手なため上の方で安定して戦えたと思っている。
かなりの相手にドラパルト アーマーガア サザンドラと投げて気合いで勝ってきた。こちらが有利なマッチングは少ない代わりに不利を取るマッチングがほぼ存在しないためそこだけはグッド。
この構築を骨組みとしてスカーフドラパルトや対面+サイクルの構築を考えるというのがこの構築を一番効果的に利用できると思う。
ここまで読んでくれた人達ありがとうございます!