死ぬまでにやりたいことリスト

僕には定期的に観たくなる映画がいくつかある。モーガン・フリーマンが余命半年の癌患者を演じている「最高の人生の見つけ方」がその1つだ。

大まかなストーリーは70歳を手前にして癌が発覚するも、すでに進行が進んでおり余命半年を宣告されてしまう。自分の人生を振り返り、死ぬまでにやりたいことをリスト化し、達成して行くといった話だ。
作品ではタトゥーを入れたりスカイダイビングをしたり、憧れのマスタングでサーキットを走り、エジプトまでピラミッドを見に行き、アフリカのサバンナで本物のサファリパークを楽しむという内容だったが、いざ自分のやりたいことリストを作ってみると、意外にもやりたいことがそんなにないことに気づいてしまった。
仮に半年後に死ぬと分かってもスカイダイビングをしたいとは思わないし、タトゥーを入れたいとも思わない。アフリカのサバンナで見る野生動物は圧巻だろうが、もし目の前でシマウマがワニにデスロールされている光景を目の当たりにしてしまったら。。と考えてリストには書かなかった。今考えている最高な死ぬまでの過ごし方は、横になってバラエティを見ながら大好きなコストコのティラミスを嫌いになるまで食べるということ。家には大量のお菓子を常備し、外ではサイゼリヤの全メニュー制覇を目指しながら天下一品のこってりラーメンとブロンコビリーのサラダバーに置いてあるコーヒーゼリーにかける白いクリームをどんぶり一杯飲めたら最高の人生が見つかったと思う。

気になって他の人が書いているやりたいことリストを覗いてみたところ、定番はバンジージャンプに世界一周、オーロラ鑑賞に富士登山、イルカと泳いで現地でW杯の決勝戦を見ることで、中にはイチローから三振を取りたいという個性派の方や、世界の中心で愛を叫びたいというラテン系の方もいた。

自分が最初にやりたいことリストを作成した時は大学4年生の時で、あの頃はペンが止まらず120個以上は書いていたことを覚えている。
TEDに出る、雑誌プレジデントに載る、プロフェッショナルに密着される、母校で講演をするなど承認欲求満載のリストだったが、数年ぶりにやりたいことリストを書いてみることにした。

海外
カナダ / オーストラリア / ニュージーランド / フランス / スペイン / ベルギー / スイス / ドイツ /イタリア / オランダ / タイ

欲しいもの
ネコ / モデルガン / 最新のオーブントースター / 最新のiPhone / ピクミン

もう一度やりたいことリスト

国内
〜京都〜
宇治 / 京の焼肉処 弘 / 河原町商店街 / 北極星 / 猫カフェ / 京都花月 / 伏見稲荷 / 嵐山

〜奈良〜
奈良公園 / 東向商店街

〜和歌山〜
とれとれ市場

〜金沢〜
もりもり寿司 / 近江市場 / ターバンカレー

久しぶりに書き出してみると面白かったので、
まだ観ていない方には「最高の人生の見つけ方」はオススメです。

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