満月から走って逃げる
中学生の頃のお話です。
部活動の帰り、夕方過ぎの秋の満月。
いつもなら遠くに感じる満月が
その日はとても近くに、色濃く見えていました。
なぜでしょう、本能的に私は怖くなって
家までの帰り道を走って帰ったのでした。
ものすごく、鮮明に覚えています。
オレンジ色の満月で、あまり見た事のない
色合いに驚いたのかもしれません。
今思えば、月ほど多くの顔を持つ衛星も
ないのでしょう。
月は神秘的だとも感じますが、心のどこかで
なんだか現実味の無い存在だとも
同時に思ってしまうのです。
何をどう見て、どこを信じたら良いのか分からない。
確かにそこに在って、でも満ち欠けるものだから。
銀色の落ち着いた輝きの月はすごく好きなのですが
黄味が濃い月って、狂気を引き出しそうな
魔性の力さえ持っていそうです(厨二感)
さて、今夜もどうやら満月らしいです。
実は昨夜既に鑑賞してしまいましたが。
射手座の満月です。
インド占星術では射手座でもあり
主要天体の半分が射手座にある私も
自分ごとの様に、今夜も満月を観賞しようかと思います🌕
お読みくださいまして、有難うございました( ^^) _旦~~
書く事は生きる事、これからも自分なりに書き続けていきます。いただいたサポートはこれからの自分の心の充実のために、ありがたく使わせていただきます。