【七節】渡し守
ここは怪奇幻想倶楽部
三途の川は翡翠色
親は死んでいる
河原で石を積まなくて済みそうだ
ギッチラギッチラ
おお、お迎えか
見ると老夫婦がリヤカーを漕いでくる
なんともローカル色漂う
乗せて頂くのも申し訳なく断る
対岸の岸
錦帯橋のような橋を
あんたら押して渡る気か

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