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ハウ2022.8.19公開(38歳) #田中圭

2023.3.3Blu-ray&DVD発売


ネタバレ無しレビュー

初めて家に大型犬を迎えて
戸惑い混じりのハウとのドタバタのシーンを経て

ハウの待つ家に帰る民夫の足取りで、
どれほどハウが愛しい存在に変わったのかが
セリフが無くても痛いほど伝わってきて、そのあたたかさに泣けてきました

民夫の一瞬の泣きそうになってから笑う表情があって、そこも胸が詰まりました

ハウと少女のダンスシーン、傘屋の奥さんとのシーンなど

ハウのセリフが無いのはもちろんですが
人間たちも、セリフ無しで映像で感情が伝わってくるシーンが多く

繊細な映像で、力強く心に訴えかけてくるものがある映画だなと感じました


ハウーーーっ!って叫ぶ田中圭さんの声が印象的で、頭から離れません🥲



ハウ原作を読んで(映画と原作読み比べ)ネタバレは感情のみ

原作ハウ、田中圭さん版の表紙がなかなか見つからないとボヤいていたら、お友達がプレゼントしてくれました🥹

ホントにありがと〜🥹🙏🏻💓💓💓


冒頭のシーンを含め、民夫は映画よりみじめで
映画ほどピュアなお人好しではなく

結構捻くれてたり、嫌なやつだったり、人として成熟していない部分や共感できないところもありました
(それもまた、愛おしきよ😊)


原作では、ハウと民生が少しずつ心を通わせていくシーンがかなり丁寧に描かれていて、2人の思い出がたくさんある分、さらに涙が止まらない

映画版では、その原作の長い描写を
家に帰る浮き足立った足取りひとつで表現した圭くんはすごい、と思いました

このシーンがどんなト書で書かれているのか、脚本を読んでみたいと思いました


ハウが行方不明になってしまうエピソードは、原作では民生に落ち度はなく

ここは、めちゃくちゃ思うところがあるので、ネタバレの方で、詳しく触れます


映画版も、ラストは『なんでーー!ハウー!』と泣きたいようなラストで、

それでも「そりゃ言えないよね🥲」と納得せざるおえない気持ちになったし、優しい結末でしたが

原作の方は、私的にはちょっと納得できないもやもやした気持ちが残るラストでした

いや、まあ優しいんですけど

そこは、ラストのネタバレあり感想に詳しくかきました


※映画と原作のネタバレ感想はこちらにまとめました↓↓↓


可愛いすぎるNG


オフショット


可愛い動画いろいろ



公開記念舞台挨拶

公式レポ(リプに続いています)


モデルプレスさん40枚

エッジライン

ノーカット動画












2022.8.19公開 



ウェブ記事(とても良かったので抜粋)


いつもは仕事の依頼が来てから1歳か2歳くらいの子を探すのですが、ベックの場合は初めて子犬のころから育てました。
声掛けで感情表現ができるベック

――ベックのすごいところは?

ベックは、「来い」という動作が3通りできるんです。

普通は「来い」というと走ってくるんですが、ベックは「ゆっくり」と「小走り」と「走る」ができます。
ベックは声掛け変化にもこたえてくれています。

せつなくて悲しいシーンでは、ベックの感情を抑えるように「ベック、ゆっくりだよ」と声をかける。

すると、ベックは本当に「トボトボ」と歩きます。
撮影で気を遣うのは「俳優さんとの相性」

――田中圭さんとの相性は?

ベックはとても明るい性格で、みんなのことが大好きなんです。

今回は田中圭さんの性格もありましたね。

田中さんがもっている性格に、ベックがまっすぐ飛び込んでいけました。

何にも心配なかったです。


公開直前


メイキング画像


完成披露舞台挨拶



可愛い❤️


トークノーカット

モデプさん大量

エッジライン




めちゃくちゃ可愛いオフショット





圭くんキャスト解禁〜完成披露まで






プレゼントなんだろ?楽しみ😊💕



前、後、横、な写真が可愛い😊♥️





《2022.4.20》ついに解禁

特報






公式ホームページ キャストコメント

<田中圭 コメント> 
僕は生まれた時から実家に犬がいた生活で、犬は一番身近にいた存在なので、(今回の作品は)嬉しかったです。この作品の脚本を読んで、言葉ではうまく伝えられない優しさがいっぱい詰まっている素敵な作品だと思いましたし、自分もちゃんとその一部に入らなければ、と良い意味でのプレッシャーが持てたと思います。今回、ほぼ初めてここまで本格的に動物と共演したのですが、やっぱり犬はいいなぁって改めて思いました。そして、共演したベックは本当に無邪気なんです(笑)。しかも色も真っ白で、ピュアさみたいなものに本当に癒されました。撮影中は、心が通う瞬間があるような気がしていましたし、元気な子犬なので、向こうが、僕のことを慕って、頼りにしてくれる感覚を味わうことができました。この作品は、大切なペットがいる方は特に共感できるところがたくさんあると思います。劇中のハウは本当に健気で純粋で愛がある存在です。きっとこれから作品を観てくださる方は「素敵だなぁ」と思うだろうし、ペットを飼っている方は自分の大切な存在にリンクすると思います。ペットは、ペットという感覚ではなく、その人にとって大切な相棒でもありパートナーでもあり、本当にかけがえのない存在だと思います。逆にその子にとっても飼い主はかけがえのない存在になれる。性別とか種類とかは関係なく、お互いの〈想い〉で繋がっていられるような、そんなあたたかい部分も描いたお話しだと思うので、そこにも注目して欲しいなと思います!



《公開前》

ついに来る?👀👀


映画『ハウ』超特報〈2022年夏ロードショー!〉


動いてる〜😊💕💕

また別バージョンの表紙もでるかな?
ワクワク😊♥️


超特報

公式サイト

公式Twitter


公式Instagram


公式ホームページ


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映画ネタバレ感想



ここからネタバレ

↓↓↓

最初はハウとの新しい生活に振り回されて、家の中を走り回ったり、お風呂でビショビショにされたりしていたのに

その後のシーンで、ハウの待つ家に帰る民夫さんの足取りが、イソイソと弾んで、我慢しきれなくなって駆け出して行くところ

その足取りだけで、民夫さんにとって、どれほどハウがかけがえのない、愛しい存在になっているか

言葉がなくても、あまりにも饒舌で
見ているだけで、胸がいっぱいになりました🥹


テレビでハウらしき犬を見かけて、我慢しきれなくて、慌てて着替えるところ

そのズボンの履き方

そして、その犬が見間違いだとわかって、それを桃子さんに報告する時の顔

笑っているのですが、笑顔を作る前の一瞬の
泣いているような、なんとも言葉で言い表せないような表情に、胸が詰まりました🥺


傘屋の奥さんが、ハウの手を握って眠るシーン


ハウが一人で旅をするなかで

民夫さんのことを思い出して、走っていくところ
少しずつ、汚れていく姿
うなだれて雨宿りしているところ

ハウだからもちろんセリフはないのですが


この映画で特に感じたのは、セリフやナレーションではなく
情景や仕草、表情、言葉にしない映像の饒舌さです


今、これを書きながら、その映像を思い出すだけで、わぁっと胸に込み上げてくるものがあります


エンドロールが終わってもまだ、余韻だけで、声を上げて泣きたくなるような映画でした


追記 民夫がハウを遊ばせる場所ですが、ここ麗子さん家の私有地じゃないかな?と

お父さんこのあたり一帯の地主だって言ってましたよね?

保護犬を遊ばせたりするのに、普段からドッグランのように使っているんじゃないかな?と
そうであれば良いなという願望です


さらに追記 今朝、新しく始まった鍋キューブのCMを見て、見慣れた家の中に、違う家族が住んでいるのを見て

ハウもこんな気持ちだったんかい?と思いました(違うw)


原作ネタバレ感想




とうちゃんと自分の二人の生活が、ハウにとっての全世界だった。 



この一文に、ハウの民生さんへの気持ちがどれほどのものかが溢れていて、 
もう、しんどいほど泣けました。 


映画では、ベックちゃんの視覚的な可愛いさで、ハウの辛い旅路にも、もう少し見ていて癒されるものがあったりしましたが、小説ではハウの辛い旅路がより詳細に長く描かれています。 

だからこそ、やっと帰ってきたハウに待ち受けていたラストに関しては、家族の死を乗り越えた少年の話を聞く前に、 
引越してしまった前の家で、新しい飼い主に可愛がられている姿を見ただけでハウを諦めてしまう民夫には、 
映画よりも、 
ちょっと!諦めるの早っ!という印象です。 

話を聞けば、傷ついた少年からもう一度心の支えを奪うことはできないと、結局は同じ結末になったと思うのですが、 

えぇ?もう諦めちゃうの?と、ちょっとハウが浮かばれないなという気持ちになりました。 



ハウが行方不明になってしまうところでは、原作では民生さんに落ち度はなく、 

ハウも、遊びたさからではなく、子供のケンカを止める為に、ハーネスを振りほどいてしまう、という 
ちょっと悲しすぎるお別れでしたね。 

映画版では、ハウと民生が離れ離れになってしまうシーンで、 
ちょっとぉ!民生〜!と脇の甘さをツッコミたくなる気持ちもありましたが、 

もし映画版で、民生にも悪いところがあったんだよ、と民生にも飼い主として落ち度もあったことを、説明ゼリフ無しで一瞬で伝えるとしたら、あの演出だったのかな? 

民生が100%可哀想すぎて、見た人に心に苦しい印象を残させないための演出だったとしたら、それは成功だったのかも。 



私の印象では、映画版は、ハウも民夫も天使でしたが 

小説版は、ハウはさらに落ち着いて賢い聖犬、民夫はちょっと人間的にいまいちなヤツで 
そんな民夫の精神的成長の物語でもあったのかな?と 



でも、映画も小説も、どちらも胸を打たれる素晴らしい物語でした。

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