頭がごちゃついてきたらノートに書き出す
あ〜、やることがいっぱいあるな〜、頭がパンクしそうだ〜、というときはノートに書き出すのが一番です。
そういうときは、横罫ではなく方眼か無地のノートがオススメ。もちろんドット方眼でもOKです。
書式は気にしないのがポイント。まず、頭の中に浮かんでいることをざざっと書き出していく。そういう感覚を維持して、できるだけ手を止めずさっさと書き出していくとgoodです。
この段階であまり「整理」しようとは考えないでおきましょう。スケッチは、最初はメチャクチャラフな線を引いて、そこから少しずつ線の精度を上げていくわけですが、それと似たような感覚です。
ここでは、まだあたりをつける感じでOK。
そういうわけで、書いてみて、「あっそうだ」と関連的に思いついたら矢印を伸ばして展開させておきましょう。すぐ横に伸ばしたり、下にいったあと横に伸ばしたりと、矢印の表現力は存外に高いものです。
特に重要そうなものだったり、書いている並びにはひとまず関係なさそうなものだったりを思いついたら、枠線で囲んでおけばよいでしょう。ともかく、脳内でごちゃついているもののスケッチを素早く残す感じで書くのです。
で、一通り書き終わったら、それを読み返しながら「清書」してみるのもよいでしょう。新しいページに整理しながら書いてみたり、デジタルツールに転記しつつ整えてみたりと、やり方はいろいろあります。
もちろん、こんな手間をすべての対象にかける必要はぜんぜんありません。
あ〜、頭がごちゃついてきたな〜と感じる対象についてだけ、その概要を掴むために書き出せばよいわけです。普段デジタルツールばかり触っている人は、むしろ頭を切り替えるために紙に書き出してみるのがよいかと思います。
▼ノート術の基本を一冊にまとめてみました: