「片づけは整理9割、収納1割」の出版記念講演会に行った話
「このタイトル、本質をつきすぎてやばい!」
と一目見て思った本、「片づけは整理9割、収納1割」の新刊出版記念の講演会&サイン会に参加してきました!
なので、当日の様子とか感想とかを書いておこうと思います!
要するに、楽しかったって話です!!
きっかけ
たまにペラペラめくる雑誌「婦人之友」
この講演会の案内が載っていて、
ピンときたので行くことにしました。
(さすが、ときめきのプロ!)
あと、「自由学園明日館」に合法的に行けるんだ!っていう理由も大きかったです
(さっき知ったのですが、こういうイベントがなくても、見学できるみたいでした)
ちょっと話それますが、学校の講堂っていいですよね。
古き良き時代に「これが新しい時代の洋風のいい建物なんだー!!」って気合を入れて建てた感じとか、それを大切に大切に手入れして受け継いできた感じとか!
なので、学校の講堂に入れる機会があれば、入りたくなるのがわたしという生き物です。
講演会で特に印象に残ったこと7選
講演会で、たくさん学びがありましたが、厳選して7つ紹介します!
詳しく知りたい人は、ぜひ本を読んでみて!
(残念ながらアフィリエイトリンクではない)
①「収納が足りない」って言える人は幸せ
「『収納が足りなくて』って言える人は幸せ」
ってめちゃくちゃパワーワードだなあと思いました。
ちょっとここで説明すると、
「家が広ければ片づけできるのに」って思ってる人多いですが、実際はそんなことなくて、
せまい家を片づけられない人は、そのまま広い家も片づけられない、、、
しかも、家が広い分、大量のモノを詰め込めちゃうから、さらに片づけが大変になるのです。
井田さんも、豪邸の片づけをした経験から、
いくつもパントリーがあるような家ほど、その分エネルギーが必要だと言ってました。
で!
それを、「豪邸の片づけは大変ですよ」って言うのではなく、
「収納が足りなくて」って言える人は幸せって言ったの、ほんとステキすぎました。
ここが、わたしの印象に残ったポイントです。
みんな、片づけオタクの話、ついてこれてるかな?
②片づけ中ずっと話を聞いている
井田さんが片づけに行くと、お客さまの話をずっと聞くのだそうです。
「これはいつか使うかも」(未来への不安)
「あのとき買った」(過去の思い出話)
そんなことを言葉にしないと、人は片づけられないって言ってました!
YouTubeでいくら情報を集めても、片づけできないのは、そういうことなんだそうです。
これからYouTubeで片づけ布教活動しようとしてたわたし、果たしてどうなる!?
③天袋に入れたら人生で2回しか見ない
思い出の品を段ボールに入れて、押し入れの天袋(いちばん上にある届かないところね)に入れたり、ロフトの上にあげたりしたら、
それは人生で2回しか見ないそうです!
その2回はいつだと思いますか?
↓
↓
↓
↓
↓
答えは
①引っ越しの時
②〇んだ時
だそうです!!笑
なので、そうならないように、なるべくコンパクトにまとめて、振り返りやすくするんですね!
④ポケットファイルは一生買わない
この言葉も刺さりました。
実はわたしも、ポケットファイルとか、10年以上買ってないです。
だって、紙を出し入れするのがめんどくさい!!
あの、フニャっとした透明の袋に紙をまっすぐ入れるの、難しくないですか!?
フニャ予防に紙が入ってるのもあるけど、それはそれで摩擦が生じて、スムーズに入らなくてイライラするんですよ、、
ですが、「使いたい人は使えばいい」と思ってました。
いや、正直な気持ちを掘り起こしてみると、
自分の意見を言うのが怖かった。
否定されたくなかったのです。
それで、「使いたい人は使えばよい」と言って、お茶を濁してたんだと思います。
だから、井田さんが冗談めかして「ポケットファイル一生買わない」って言ってるのを見て、すごくスカッとしました。
これからは、わたしも「ポケットファイル一生買わない」って言おうと思います(気が変わって買うことがあるかもしれないけど、そのときはそのとき)
⑤ちょっとカワイイモノが好きな人は気をつけよう
ぬいぐるみとか、モフモフの何かとか、
ちょっとカワイイものが好きな人は、たくさん買い集めてしまうから要注意とのことでした!
「この引き出しに入る分だけ」とかルールを決めておくといいのだそうです
って、
そういうことはわたしは知ってたので、印象に残ったというほどではないですが、
「ちょっとカワイイものが好きな人」は要注意、っていう表現が刺さりましたね
わかるわかる!ってなるし、ちょっと冗談ぽく言ってる余裕ある感じ!!
そういえば、ミニマリストしぶさんも
片づけできないメンヘラ女子が持ってるモノ3つは
・ちいかわ
・おぱんちゅうさぎ
・んぽちゃむ
みたいなこと言ってた気がします。
これも、なんかおもしろい。
⑥余白を作るのは何のため?
「整理をして、お金や時間、空間に余白を作る」
これって、何のためにやってると思いますか?
目的は、人それぞれと言ってしまえば、そうなんでしょうけど、
井田さんは「人に差し出すため」って言ってました。
収入も、3/4で暮らして、あとは寄付などに回すのだそうです!
そうすることで、自分が満たされるんだとか。
かっこいい!
⑦井田さんは根暗!?
今はこうしてたくさんのお家の片づけをしたり、講演会をしたりしている井田さんも、本当はひとりで家にいるのが好きなんだそう!
だけど、人と関わることで、「ほぐされる」って言ってました。
「ほぐされる」の意味をわたしがちゃんと理解したかというとそうじゃないかもしれないけど、これを聞いて、勇気もらった感じがしました。
わたしも、ひとりで家にいるのが好きなのですが、別に「自分は家にいるタイプ」とか型にはめると、それはそれで苦しい。
たまには、わたしも片づけできない人の家に行ったり、片づけニガテな人と話したり、そういうことをしてちょっと疲れてみたりしてもいいんだなって思えました。
ドキドキのサイン会
もともと、「サイン会までは参加しなくてもいいかな」と思って、本は買わないつもりだったのですが、
何かの手違いで、ちゃんと本代を払って本を受け取ったわたし。
「確認してもらおうかな?」とも思ったのですが、これは何かのご縁かもしれないと思ったので、サイン会に参加することにしました。
整理券をもらったら、「90」!!??
すごい!!
すごい人数です!!
ですが、参加者のみなさんスムーズに本を渡して、サインされた本を受け取っていて、
あれ??これ、何も話さないでただ受け取るかんじ??
とも思ったのですが、
別に「一言も話すな」と言われた訳でもないし、
せっかくなので
「井田さんが根暗だと知れて、勇気もらいました」と伝えることにしました。
こういうのは、並んでる時のイメトレが大事です!
急に本人を目の前にしたら、頭の中真っ白になりますから。
いざ、自分の番になり
イメトレした言葉を口に出すと
「そうだよー!
でも、これは今日、初めて言ったことだよ!
若い頃の話をするのが恥ずかしかったからね!」
そして、バレエでありそうな(振り付けがしっかりあるところじゃなくって、演技してるところの感じ)、指をきれいに揃えた手でわたしを指し示して
「ぜひ、人と関わってね!」と笑顔で言ってくれました。
元気もらいました!!
嬉しくて、すごいニコニコしながら、近くのスタッフの方にも「ありがとうございましたありがとうございました」と言いながら、出て行きました。
帰る間際のこと
スタッフの方(おそらくこの本の出版社の方?のような男性)から
「今日はどうしてこの講演会を知ったのですか?」と声をかけられました。
図書館に婦人之友があったので、それを見て知ったんです
「婦人之友はよく読むのですか?」
母が以前読んでいたので
「井田さんのことは前からご存じだったんですか?」
婦人之友で知りました
「お若いから、学生さんですか?」
学生ではないです
と、感じよく、いろいろ聞かれました。
これが、マーケティングというものなのでしょうな!!と思って、なんだか嬉しくなりました。
アンケートや、数字を見ることもしてるのかもしれないけど、こうして実際に来た人に聞くということをやってるって!!
こういうのシンプルで好きです。
(数字を見たくない我)
お土産屋さんに行く
道をはさんで向かい側に、自由学園のお土産屋さん?のようなところがあったので、入ってみました。
すると、講演会に参加していた人たちが、軒並みなだれ込んだようで、店の床面積に対して人多すぎてました。
なので、何も買わないで出てきたのですが、
ドアについてるウィンドウチャイムが、天使いる??と思うような優しい音を提供してて、
あれほしいな!
と思いました(←売り物ではない)
ということで、帰りましたとさ。
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