富士山とM5PaperとDeepSleepと私

ファッキンコールドな２０２１年お正月、本栖湖は洪庵キャンプ場まで行ってM5Paper 温度・湿度ロガーDeepSleep版の動作テストを行ってきました！

※このキャンプの予定が先にあったもので、↑はそれに間に合わすために年末年始に大急ぎで作っていたのですｗ

おそらくM5Paperさんをここに持ち込んだのは私が初めてなんじゃないかしらねーｗ

動作ちゅうの模様

頑張って働いています。

上の方のかすれているMaybe…って行は、キャンプ場についてから夜までほおっておいた無電源状態のログ表示。写真だと良く見えないけれど、右端の数字がバッテリー残なので、かすかに２という表示が見えています。おそらくバッテリー残量が２０％台。

夜中の1時ごろ、モバイルバッテリーに接続して、ついでにiPhoneにテザリングしてNTPで時刻をゲットさせ、そのままその日は人間の方も眠りにつきました。

で、朝方まで充電させつつ動作しています。充電中って本体がかすかにあったかくなるので、温度センサーの値もあったか方向にずれちゃうかもねぇーなんて思いながら、( ˘ω˘)ｽﾔｧと寝ておりました。

その後、翌（4日）昼に荷物を畳むまで充電させつつ動作させ、あとはお家に帰る🐸までカバンにいれておきました。（バッテリー動作）

さてさて、それでは

結果ファイルの発表です

おー☆　取れてる取れてる。

あれ？　でも、これだけ？

最初の行の

21/1/3 4:39:25 Temp:21.52C Hume:20.02 1

は、キャンプ場に向かう当日の早朝、お家の暖房入っている部屋での最後の記録。右端の１はバッテリー充電状態の意味。
それ以降、DeepSleepで眠りつつ動作していたはずなのに、次にモバイルバッテリーを接続した給電状態になるまでのログが残っていません。あれれー？

それで、給電状態のおよそ12時間分だけログとれた後、またモバイルバッテリーを外した時からすっかりログ取れてませんね＞＜

どうやら、自己バッテリー駆動時のDeepSleep状態の時の動作についての理解がイマイチ正しくなくて、期待通りのログ保存ができていなかったようです。

／(^o^)＼ナンテコッタイ

うにゃー。

仕方がないので取れているデータだけでも分析してみます＞＜

可視化してみる！

グラフの赤いのが湿度、青いのが気温です。

夜明け前の6:54ごろがマイナス4.04度をマーク。ファッキンコールド！＞＜

8:54あたりにある気温1度というのは、8:54をはさんだ前後の気温を見るに、データの取り込み失敗のようですね。８時～9時ぐらいで急激に気温が上がり、9:24ぐらいでピーク、その後また冷えている理由は、テントに陽があたり、テント内の気温が高くなったためと思われます。

あったかい中でうだうだしていて、あー、朝ごはんつくんなきゃーってテントの幕を開けていたので、その後気温が下がり、わずか2時間後にはまた10度を切ってしまった、と言うことのようです。

気温ログをとっているだけでその日の行動の、本人も覚えていなさそうなライフログが取れちゃうのですね。これは便利だとおもいますねー、ぜひスマホに標準装備してほしい機能ですわｗ

ところで、データをよくよく見てみると

毎時、14分、34分、54分、と、20分ごとにデータを取っています。プログラム上では600秒、つまり10分の設定のハズです。なぜだかDeepSleep状態にすると１回の取得を文字通りお休みして飛ばしてしまっているようです。

そしてまたなんとも不思議なことに、最初にお見せした動作時の写真をこれまたよーく見てみると

あれれ？？

14分の次に24分が取得されてる？？？

E-Ink画面上では正しく10分ごとにデータを取ってきています。

プログラム上では

画面にだした直後にSDカードにファイル保存しています。その間に何かの判定処理をしているわけではないので、ここで動作が変わってくるのはなんともワケわかりません＞＜（奇数十分単位、偶数十分単位と切り替えているわけではない）

おっかしーですねー？

そもそも、電源接続時ではない場合のMaybe表示時も本来はSDカードに書き出しがされていないとおかしいわけで……

どうやら、まだまだDeepSleepの神髄にはワタクシレベルでは到達できていないようです＞＜

もうちょっと精進して、研究を続けてみなければならなさそう……。

オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな
このはてしなく遠いDeepSleep坂をよ……

って前にも言ったような気しますが、ただ眠らせるだけと思っていたら、これはこれでまだまだ奥が深そうな深い( ˘ω˘)ｽﾔｧ坂なのです＞＜

※マニュアルもなければドキュメントもほぼない状態なので、ライブラリのソース追っかけて見たり、動くかなっていちいち実験してみながら作ってみるしかないんですよねー＞＜

#M5Stack #M5Paper #DeepSleep