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自分との信頼関係を構築する

先日、人生初のトークイベント。

すっごい気軽な気持ちで引き受けてしまって、終わってからあれで良かったのかとゆう事と、「伝える」とゆう事について真剣に考えはじめてしまって、上手く答えられなかった今後の自分の事と、これまでの自分の事も少し書いてみようと思う。

マイノリティ思考

小さい頃から、自己主張があんまり得意ではなかった。自分がここぞと思う時に周りのリアクションは何となくイマイチで、自分に何を求められているのかを考えてしまう癖もあり、「私、これ!」みたいな自己主張があまり出来なかったように思う。

集団の中でも、みんなが動いている中、自分だけ何をしたら良いか分からない、みたいな事が結構よくあった。

幼少期や小学生の頃の記憶とかはそんなにない方ではあるけども、多分育ちや家庭環境が何となく他と違うとゆう類の疎外感やソフトないじめもよくあった。

(そちらに関しては読んでもらうのが早いのでこちらをどうぞ)

中学校でもかっこいい周りの友達に合わせるのに必死だったように思うし、ちょっと変わった単位制の高校に入った事で(普通の都立だけど)、やっと学校とゆう組織の中で生きなくて良い、とゆう安心感を得られた気がする。(そこからは囚われなくなりすぎて、結果、中退ですが。)

なので、「私は私」とゆう腹の底からの自信、とゆうよりは、「みんなの中にいると本当に自分への評価が小さくなり過ぎる」とゆうような理由でマイノリティをいつも選ぶ自分がいたように思う。

自分との信頼関係を作る

けどじゃあ、どこら辺からこんなに自分の"衝動"に従って"行動"する人間だったのか。

考えてみると、私の行動はいつもそこから来ていると思う。

衝動からの行動、からの思考(多分、一般的には行動と思考の順序、逆)。

石垣島に来たのも、こっちに来て独立したのも、その前に突然畑の全く違う児童デイケアで働いたりしたのも、今回お店を作ったのも。

全部自分の中から湧き出た衝動で、それを行動に変える事で、信頼を積み重ねて来たように思う。信頼というのは、自分からの自分に対して。

腹を括る、とか、覚悟を決める、とか、結果的にそうゆう事ではあるんだけど、感覚的には一度自分に約束をしてあげる感じに近い。「どう転ぶかは分からないけど、きっと悪いようにはしないからね」「おーけー。じゃあケツは拭いてあげるから頑張って来てね。努力すんのよ!」と言った感じで。

そして、〈自分の衝動を見逃さないで行動に移してくれた〉。この自分からの信頼があるだけで、やりたい事やエネルギーはどんどん出てくるように思う。

あとは、約束をしたので、破らないように一生懸命考える。もちろん、間違える事もあるし、後悔が悪いこととは思わないけど、行動を起こさない方が良かったなんて事はないように。

あえて、比べないを選ぶ

今回、トークの中で「石垣島からあえて多数の中に行く事で、自分の現状やその時のマーケットを確認したりする事はあるのか?」とゆうような質問を頂いた。

私は本当に人と自分を比べる事が得意ではなくて、少数派でもいいので、SunnyTimeを"良い"と感じてくれる人に寄り添っていきたい、的な答えをしたつもりだけど、商品を作ったり、個人として生きていくにあたっても、今までは、自分の心の距離感半径5m以内位の人がハッピーで居てくれたら良いな。そんな感覚だった。

私の場合、最初に書いた通り、人と比べたりする事で、本当に軸がズレてしまう人間なのもあって。

心の距離感半径5m以内の人とハッピーにやっていく。それにはまず自分自身が楽しく自分で立てている事が必須だなと思った。最初SunnyTimeで商品を作り始めた時も、そんな感じだった。

これは私の考えだけど、子供を育てながら、お母さんが自己犠牲でやりたい事を我慢して楽しくなくなってしまうなら、多少無茶だと言われても、一緒に楽しんで一緒に成長する方がどちらにも良いと思っていて。出来れば子供と長く過ごしながらも自分の好きな事はしていたい。

トークの最後に、「今満たされているんだと思います」なんて、なんとなく見当違いな発言をしてしまったのも、実は最初にSunnyTimeで商品を作り始めた時の目的に近いものはもう達成してしまったのかもしれない。

SunnyTimeを始めて、業種は変われど10年経って。半径10m、15mと視野が広がってきたのか、半径5m以内に人が集まって来たのかは分からないけど、きっと次のステップと言われる時期なのかもしれない。

半径15mまで視野を広げるのか、5m内の幸福度をとことん高めていくのか。

まだ絶賛模索中ではあるけれど、まぁ、なんにせよ人前で喋るのがあんなに難しい事だとは思ってもいなかったよってゆうお話でした。

今回、トーク中には上手く伝えられなかったし、リベンジしても多分喋りでは伝えられないと思うけど、こんな生き方でも、ほんの少しでも勇気を貰える人がいるのかもしれない、と考えて、本当に少数の人に向けて書いてみました。

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