お盆を迎えて


大切な人を
失った悲しみは
それぞれに埋めていく

空を仰ぎ
夜空の星や月を眺め
花を愛でる
人をいつになく
恋しく思う

その空白を
埋める作業で
心おだやかに
時を刻んでいく
そうやって
愛する人を
見送っていき
また、見送られる

逢うは別れの
はじめなり

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