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頭が良くなる唯一の方法

私の思う「頭がいい」というのは

・事象に対する理解が早い
・効果的な答えを出すことができる

と言ったことです。

特定のことだけに対してだけならシンプルです

例えば、学校で習う科目を例にすると…

・「数学の問題」に対する理解が早い
・「数学の問題」の答えを出すことができる

これなら「数学の勉強をしたらいい」ですよね。

学校の勉強というのは、やるべきことが
とてもわかり易く、しかも、それぞれを学ぶ時間が
充分に用意されています。

ただ、働くようになったらどうでしょう?

学校の時の教科で分けられるような
数種類の勉強で済むでしょうか?

また、それらを1つずつ学ぶ時間は
十分にあるでしょうか?

仕事の一日を想像してみると…
・メールを見る
 上司から、同僚から、他部署から、他社から
 沢山のメールが来ている

・会議がある
 2人だけでの打ち合わせ、課内での打ち合わせ
 社内の偉い人との打ち合わせ
 社外の人との打ち合わせ

・報告書を作る
 打ち合わせたメンバーへの備忘録
 重要な決定をした際の証拠となるもの
 計算をした結果を関係者に伝えるもの

ココには一般的な物だけあげましたが
それぞれの仕事には、更に専門的な部分で
いろいろな「やるべきこと」があるでしょう。

そして、それぞれに特定のやり方が必要なはずです。

それら1つ1つを学校の勉強の様に
時間を掛けて学んでいくことは出来ません。

いくら時間があっても足りないからです。

それでも「仕事ができる人」というのは、存在しています。

1日は同じ24時間なのに、何が違うのでしょう?

それは
「1から10を学ぶ能力」だと思います。

「本質を見抜く能力」と言ってもいいですし

「抽象化能力」と言ってもいいです。

要するに
「1つの学びから
 他のことにも応用できることを
 見つけ出す力」
ということです。

例えば、「会議」でこんなことを感じたとします

Aさんの主催する会議はいつも、あっさり意見がまとまるのに
Bさんの場合はそうはならない。

「なぜ」だろう…

よく考えてみると、Aさんは、
会議の冒頭で「今日、何を決めたいか」とをハッキリ説明して
そのための論点を整理して説明している

それに対してBさんは
案件を淡々と時系列順に説明していくだけで
よくよく聞いてないと、何を決めたいのかわからない説明に
なっているな。

「そうか! 冒頭で目指すべきゴールを示すことが大事なんだ!」

と1段上の本質に辿り着くことが出来ます。

そして、この本質にたどり着いた人が
今度は「報告書」に関して、こう上司に指摘されたとします。

「お前の書く報告書は、何が言いたいのかわかりにくい。
 もっとわかりやすく書いてくれ」

この時、「会議」から得た「本質」が役に立ちます。

報告書でも、会議と同じ様に
「冒頭に目指すべきゴール(=どうしても知ってもらいたいこと)
を示しておけば、わかりやすくなるんじゃないか!」

よし、報告書の冒頭にサマリー(要約)を入れるようにしよう!

というように、会議という一つの例で学んだことが
報告書にも活きてきます。

このように、
「本質を見つける」「抽象化する」ということができれば
少ない学習で成果が出せる
ようになっていきます。


この「抽象化能力」はどのように手に入れれば良いのか?

一つの答えをマコなり社長が教えてくれています。

アクションプランは2つ

1,1日に起きた具体的な出来事を振り返って「なぜ」を深堀りしてみる
2,学んだこと(本、動画等)を自分の言葉(自分なりの具体化をして)
  誰かに話してみる
  

実は、この記事も「動画を見て学んだこと」を「私の言葉」で
表してみたものです。

抽象化と具体化のトレーニングで
頭を良くしていきましょう!

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