遊戯王のセドリについての概略

遊戯王のセドリが儲かる理屈

なぜ儲けることが出来るかというと、遊戯王の場合特定のタイミングでカードの値段が急上昇するタイミングがあり安く買って、高く売るということが出来るからです。
この高くなるカードは経験と思考である程度予測することが出来ます。そのため知識と経験さえあれば遊戯王という趣味をお金を消費するだけでなくお金を稼ぐ副業にすることが出来ます。
以下の文章で
実際にどのぐらいの値段変動がありそれでどれだけリターンがあるか、なぜその値段変動が起こるかを遊戯王というカードゲームの特性を踏まえての説明、そのリターンの裏にどんなリスクがあるか
の説明をしていきます。

最近の実際の儲け
輝竜星ショウフク 100円 ⇒1500円
聖殿の水遣い 600円 ⇒2200円 
フルール・ド・バロネス 800円 ⇒ 3000円
魔玩具補綴 200円 ⇒ 1000円
直近数か月で大きく利益が出たのはこのぐらいですが、二倍、三倍程度ならもっとあります。1枚1枚の利益は少ないですが数を売れば結構な額になります。

遊戯王についての簡単な説明
 遊戯王はメインデッキカード(40~60枚)、エクストラデッキカード(0~15枚)の二種類のカードでデッキ作って対戦するゲームです。
同じカードは3枚まで入れる事が出来、基本的にはメインデッキカードは3枚、エクストラデッキカードは1枚だけ入れることが多いです。
現在1万種を超えるカードから同名3枚までのルールでデッキを作るため組み合わせ自体は無限大に近いほどありますが、
ゲームに勝つという大前提があるため実質、数百種ほどのカード(パワーカードと呼びます)しかデッキに採用されません。
その中からカード同士の相性などで組み合わせも絞られ、十数種類のデッキ(環境デッキと呼ばれます)が大会などで使用されます。
このパワーカードの中にはある種類の環境デッキにしか入らないカードもあれば、全ての環境デッキに入るカードもあります。
このパワーカードは単体で評価される物もありますが、大部分は他のカードとの組み合わせで評価されることが多いため
新しく発売されるカードとの組み合わせにより今まで評価されなかったカードがパワーカードとして評価され値上がりすることが多々あります。
また新しく発売されるカードが今までのカードとの組み合わせを評価され、発売少し経ってから値上がりする場合もあります
ここが遊戯王の面白さの一つであり、利益を生むポイントです。
以上を踏まえて儲けるためには、①新しく発売されるカードの情報をキャッチし既にあるカードとの組み合わせを評価し、パワーカードになりそうなら
そのカードを仕入れる②新しく発売されるカードの値段を見積もり、安くなっているなら仕入れる
③仕入れたカードが高くなったら売りに出す④爆アド

リスクとリターン
リターンについては先に述べた通り買値と売値の差額がリターンです。枚数を増やせば倍々ゲームです。
ただ残念ながら良い話には必ず裏がある通り、このセドリにもリスクがあり、大きく二つのリスクがあります。
制限改訂リスクと再録リスクです。

・制限改訂リスク
遊戯王は同じカードが3枚まで入れることが出来ると話しましたが、あまりにも強い便利なカードに対してデッキに入れることが出来る枚数を減らす
処置(制限改訂と呼びます)を取ることがあります。
2枚、1枚まで入れることが出来るカードをそれぞれ準制限、制限カードと
呼び、入れることが出来ないカードを禁止カードと呼びます。
毎年1.4.7.10月の1日に制限改訂がなされ、その前の月の中旬あたりにその対象が発表されます。
準制限、制限カードの対象に選ばれるとデッキに入る枚数が減り、それに伴い需要が減るとともに余ったカードが買取に流れていくので特殊な事が無い限り値段は下がります。
禁止カードに選ばれると最悪です。使用出来ないカードに価値が無いので暴落します。

・再録リスク
遊戯王は常に新しいカードだけを販売するのではなく、過去販売したカードを再度パックに入れて販売、配布することがあります(これを再録と呼びます)。
これにより出回っているカードの供給が増え値段が下がってしまいます。どれぐらい下がるかは供給量に依り、あまり影響がないこともあれば、禁止カードになったぐらい下がることがあります。

この2つが主なカードの下落リスクです。
ただこの2つのリスクは経験から来る勘というか、長く遊戯王をやっていると漠然とは回避出来るリスクではあります(100%回避は無理です)

このノートについて
少し長くはなりましたが、結論から言いますと遊戯王は経験と知識があれば稼げます。
新カードを考察し値上がりするカードを考え、制限改訂や再録を読んで値下がりする前に売る。それだけです。
ただ、ここの経験と知識というのがかなり高いハードルになっているので、
このノートでこのカードの値段が上がりそうという予想を理由付けで、
わかりやすく説明していきたいと思います。


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