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不妊治療日記14 逃げ恥見るメンタル持ち合わせてないので採卵時のメンタルと採卵当日について語る

メンタル崩壊序曲

私はフルタイムで営業職だったこともあり、隙を見計らい通院(通院は基本1人で行ってました)(何故か社内で転職活動してるのでは?という噂が出たりする)そして連日のめんどくさい注射、薬の副作用やお腹の張りに悩まされた結果…

メンタルが崩壊しかけました…

夫のTESE後はあれだけ
「夫もこれだけ頑張ってくれた!私も頑張るぞ!」という強い気持ちを持っていたつもりだったのですが…だめでした。

その時は1人で通院してたのもあり、忙しい仕事の隙を見計らって通院するのも私、薬飲んで注射飲んで辛い思いするのも私、男性医師の目の前で妊娠もしていないのに股を広げてエコーされるのも私、、と自分の悪い癖である悲劇のヒロインになりきる病を発症してしまいました。
慣れないことに相当参ってしまいました…。

最低なこととわかっていながらも夫に泣きながら当たってしまいました。
夫はウンウンと話を聞いてくれながらも、私が泣いたりすると自分が責められているようでつらいと言ってくれました。そんなつもりはなかったんだけど、そう捉えられるのも不思議じゃないよなぁ。

話し合いの結果、夫もなるべく不妊治療に積極的に参加するということになりました。それまでも自己注射はいつも見守っててくれたし私がダメダメモードの時はご飯も作ってくれていたし今思い返すとこの時点でもかなり完璧な夫なのですが、通院も一緒に来てくれることになりました。
診察も一緒に話を聞いてくれるとのことでした。これは本当に嬉しかった。
一緒に治療している!っていう気持ちになりました。
夫、ありがとう、そしていつもごめんなさい…。
こうやって書き出すことで自分の精神の未熟さにうんざりするとともに、フルタイムで仕事しながら不妊治療することの難しさも改めて実感しました。気持ちに全く余裕がない…。
あと、仕事中抜けしすぎて転職するって噂も流された。怒りでしかない。

なんだかんだで採卵当日

採卵当日のことはTwitterで詳しくツイートしてたのでちょいと引用&編集しながら書いていきます。

採卵①レポ@リプロ東京

前日は夜中1時までにご飯済ましておいてねーとのことだったので24時のおやつ(セブンのワッフル)を最後に食べました。
朝は7時以降、完全に飲食禁止だったので6:30ごろ起きてお水とカバサール(OHSS予防)を服薬!
眉毛と日焼け止めだけ塗りました。
ネイルも前日に落としました。

お腹と胸の張りがすごくてはやく卵とって欲しかった。

8:30頃家を出て9時過ぎにリプロ到着!
待合室で旦那とまってて、10分程度で呼ばれました。ここで旦那とは別れました〜

手術着に着替えて痛み止めの座薬投入!
ここでハプニングが!!座薬入れたら便意が凄くなり、5分後には下痢ピーに。
座薬は半分くらい出てしまいました…。
看護師さんいわく座薬は5分くらい入れてれば効果あるとおっしゃっていたが…この時点で不安になる。

そして点滴。
点滴打つ看護師さんがあんまり上手じゃなくて😭
何度も打ち直される…血液の逆流も起きて点滴なのにかなり痛かった。30分くらいで手術室に呼ばれるとのことだったけど一向に呼ばれる気配なし!
朝早かったしここで爆睡……
45分くらい経ってやーっと手術室へ!

手術室はクーラーがめっちゃ効いてて激寒でした。クーラーに弱いので寒気が止まらなかった…

採卵を担当してくださったU先生が同世代(に見えた)の男性の先生で勝手に恥じらいがあったけど
そんな私の気持ちを無視しておまたぱっかーんの、ライトぴっかーんでした。

最初の消毒はそんな痛くなかった。
プレミアム局所麻酔はかなり痛くて、細い針でチクッチクッと痛みがした。
この頃から看護師さんが私の手をギュッと握ってくれました。少し緊張が和らいだ。

麻酔がわりと効いたのか、採卵自体の痛さはあまりなかったです。子宮鏡検査くらいの痛みかな?
ただ、お腹の張りで腹痛半端なかった。

「個数がちょっと多いから時間かかりますよー」と言われたけど、たしかに思ったより長めだった

採卵中、何度も痛くない?って聞かれたけど
「ルンバールと胃カメラに比べればよゆうです!!!」と答えた。どんなマウント…。
「若いのに苦労してるのね…」と看護師さんに言われU先生が「あー、ルンバールはやばいよねー」と言ってくれた。私の自慢は数々の病気をしてきたことです。

お腹の張りに耐え、10分程度で採卵終了。

手術台を立とうとするとものすごい吐き気とめまいと腹痛に襲われる。
看護師さんの肩を借りながら、控えのベッドまでもどる。

手術台が寒かったこともあり寒気も止まらない。
あまりの気持ち悪さに涙がポロポロ止まらなかった。気持ち悪くて泣くって久々の経験でした。

軽く嘔吐し、痛み止めを点滴してもらう。
なんでこんなこと…してるんだろうとふと我に帰りまた泣く。本当に気持ち悪くて気持ち悪くて頭クラクラするしお腹痛いし大変でした。

「身体の震えが止まりません…熱っぽいです」といい体温計貸してもらうも36.9で、平熱より少し高いなーくらいだった。お騒がせ女ですいません。

20分くらい経ってからようやくお腹の痛みと吐き気が止まり視界もやや良好に。
iPhone触れる状態になったので旦那に連絡。今日はもう電車で帰れん、タクシーで帰りたいと伝える。弱い人間でごめんなさい…。

そのあとも更に30分くらい休み、リプロ名物カントリーマアムとお茶を貰い、痛み止めのロキソニン飲む。
久々の食事だったのでカントリーマアムの美味しさに涙した。

割と体調が回復したので待合に戻り旦那と合流、内診と診察がありました。
内診の先生の声が小さくて何言ってるかよくわからんかったんですが、とりあえず出血はしてないとのこと。

診察では卵についてお話を聞きました。
採れた卵は12個、当初の予定が15個だったのでまぁこんなもんですねーと言われる。
今の時点で変性卵(空胞)はなし、GVが1個、M1が4個、M2が7個。
GVは成熟度が低いので難しいかもだけど、M1とM2部分はある程度確率は高いと思うと言われますた。

思ったより卵の数少ないなーと思ったけど、PCOSだし、採りすぎてもOHSSのリスク高まると先生に言われていたのである意味ちょうど良かったのかも。

OHSS予防薬を更に貰いお会計へ。
お会計は28万円くらいかな?もう金銭感覚バグるよね、不妊治療。

その後は腹痛はあったため、タクシーで帰宅。
帰ったらものすごい食欲に襲われたため、ウーバーイーツでハンバーガーと大きなポテトセット頼んでお菓子も食べて爆食いしました。食欲鬼。
今のところ少しだけ腹痛はありますがわりかし落ち着いてます。
以上採卵レポでした!!

これは採卵当日のレポートになります…
それでは次回予告いきますね。

え!!受精したのそれだけ?!!
やっぱりOHSSになる(^∀^)

の二本立てです。
乞うご期待!!


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