日記20200612

昼食、妻が「鳥手羽元のお酢煮」の煮汁で作ったラーメンめちゃくちゃ美味しくてたまげた。ほのかな酸っぱさが新鮮だった、今いちばん好きなラーメンは、妻の作る「鳥手羽までのお酢煮」の煮汁ラーメンだと言い切ってしまおう。美味しかったなぁ〜。

6月から再開した保育園だが、とりあえず週3回の保育から始めてる。感染が心配というよりは、保育園への配慮のつもり。娘は火曜と金曜は自宅にいる。
心理的には、保育園を休んでいた頃よりしんどい。このごろ暑いのもあって朝の散歩は控えている。朝、妻がダイニングでリモート会議をしているのに、隣のリビングで娘が騒ぐと、妻に申し訳なく思って、その申し訳なさが娘へのイライラに変換されて、精神的ににっちもさっちもいかなくなる。最近はもう11時くらいに早めの昼寝をさせるのがいちばんいい気がしている。昼食前でも娘は意外とよく寝る。

今日は気づいたら19時過ぎていて、夕飯の準備が何もできていなかったので、オリジン弁当にした。娘にはいつもオクラと枝豆のサラダと炊込みご飯おにぎりを買ってやってる。お惣菜・弁当チェーン店が、子供や老人向けのメニューを展開してくれたら、もっと使いやすいのにな、といつも思う。

就寝前に娘の体を洗う。僕もついでにシャワーを浴びるのだけれど、その間、娘は水遊びする。今日はプラスチックカップを逆さにしてその上に小さいボールを乗せ、蛇口の水を全開にしてボールを躍らせる遊びを自ら考案していた(この説明で伝わるのかな?)。カップの上で小刻みに揺れるボールを見て、娘は大声できゃらきゃら笑っていた。ひとり遊びで大喜びする娘を見たのは初めてで成長を感じた。今までは、大人に遊んでもらって笑うか、絵本で笑うか、映像を見て笑うか、だったけれど、ついに、自らの行動で生み出したユニークで笑ったのだ。頼もしく思った。
この調子でひとり遊びにもっともっと励んでくれたら、こちらとしてもラクなんだけどなぁ。

僕より先に就寝したはずの妻が、起きてきてびっくりする。イヤホンでピクシーズを聴きながらTwitter見てて、ふと気配を感じ見あげると妻が立っていたので驚いたのだ。寂しくて寝れないというから、少し話した。ネタパレに空気階段が出るとのことで一緒に見たりもした。

僕に働きがほとんどないので、今は妻が家賃を負担している。光熱費は僕が払って、その他もろもろはそのときどきでどちらかが払うという感じ。とにかく、東京23区の駅から徒歩5分の物件に、家族3人猫一匹と暮すのに妻の稼ぎだけではカツカツで、その不安を妻は話してくれた。僕も働かなくちゃいけないのだけれど、ライターとしての働き方が行き詰っている。今までは頼まれた仕事をこなしているだけで、なんとかなってたけれど、これからは能動的に仕事を取りにいかなくちゃいけない。子供の世話をしながら、その準備をするのが億劫でずっとなんとなく逃げていたけれど、もうそんなことしてられない。

夜、地元の友人とLINEでやりとりした。

この友人。お互いにリモート飲みだなんて気恥ずかしくてできないので、ふつうにLINEで文字のやりとりをしながら飲んでいた。
不意に彼が僕に、「卑屈にだけはなって欲しくないなー。俺の身勝手なお前に対する思い」「閉塞感と時代のうねりみたいなのに殺されてほしくない」と言ってきて、嬉しかった。こんなに臭い言葉すっと言える彼の素直さが眩しい。
しかし、僕は僕をだいぶ卑屈な人間だと認識しているので、彼のイメージのなかの僕が卑屈から縁遠いことは嬉しくも切なかった。彼のイメージのなかの僕がずっと死ななければいいな。

そんなLINEをしながら、深夜3時ごろにリビングの床の上で眠ってしまう。目覚めたら6時過ぎで、ベッドに入ったら娘が7時に起きてきて、めちゃめちゃしんどい今、9時20分。

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