日記20200611

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』が明日から公開されるので、同監督の前作『レディ・バード』を見た。噂通りの傑作だったので、文章も書いた。

レディ・バードには共感しっぱなしだった。人生ではじめて徹頭徹尾共感した映画の主人公は『勝手にふるえてろ』のヨシカだけれど、『レディ・バード』を10年前に見ていたら、『勝手にふるえてろ』を上回ったろうな。多分、レディ・バードのようになろうと決意したはず。今と違う世界に行きたい、というのは、今と違う自分になりたい、ということだ。僕はいつだって自分にこだわりすぎて、世界を飛び出すことができなかった。レディ・バードのように成長したかった。いや、この瞬間からでもレディ・バードのように……生きてはいけないんだよな、やっぱり。僕にできるのは、娘がレディ・バードになってもいいように備えることくらいだ。

昼はエリックサウスのビリヤニセンターでランチカレープレートを食べた。昨日からビリヤニが食べたかったので、妻と行ったんだけど、いざ店に着いたらカレーが食べたくなったのでカレーにした。美味しかったけれど、3種類選べるカレーのうち2つをキーマカレーにしちゃったのはちょっと失敗だった。
妻が「私も『女帝』読みたくなった」言うので、帰りに本屋を2カ所回るも、見当たらず。鮮度が命な本だと思うので、はやく手にいれよう。

夕食は「鳥手羽元のお酢煮」を妻が作った。夕食は大体、僕が買出しに行って、妻が作ってくれる。鳥手羽元は700グラムで350円と、思っていたよりもはるかに安かったので、もっと買えばよかったと思った。「鳥手羽元のお酢煮」はおつまみにぴったりという感じで、夏に合う料理だった。明日の昼は、余った煮汁でラーメンを作ると妻が言っていたので、楽しみ。

なんとなく付けてたテレビで見た、トイレットペーパーをキャッチするチャレンジを家族でやって楽しかった。説明するのが難しいんだけど、両手でトイレットペーパーを頭上に掲げ背面で落とし、素早く屈んで股の間から手を伸ばし、落ちてくるトイレットペーパーをキャッチするというもの。SNSで流行ってるらしい。見たことない。
ちなみに、成功したらプロアスリートなみにすごい!と紹介されてたけど、僕は3回目で成功しました!

20時からは、大森靖子さんの「プレイバックラストイヤーライブ」を見る。去年の47都道府県ツアーの映像を、大森さんの実況解説付きで配信するというもの。毎月やるらしい。今日が初回で、山梨公演のライブ映像だった。映像とはいえ久しぶりにフルでライブを見れて嬉しかった。「Re:Re:Love」「デートはやめよう(ギター弾語り)」の流れが暑い季節にぴったりだったのと、「M」の神秘感にやられた。「M」のとき、クローズアップからロングショットに切替ってライブハウスの空間を見せるカメラワークがあって、そこで大森さんが「ナイス二宮」と言っていたのもよかった。二宮とは、大森さんのライブを撮り続けているカメラマン・二宮ユーキのことです。
アンコールで「みっくしゅじゅーちゅ」をやっていたのも羨ましかった。この歌は大森靖子の楽曲のなかで常にベスト5に入るくらい好き。

ときに、ZAIKOの画面下に誰がいくらお布施したか流れつづけるのなかなかの拝金主義っぷりであんまり品が良くないシステムだなと思った。「SHOWROOMがタワーとかにして金額ぼかしてるのは大発明だな」とツイートしてる方がいて、いたく共感した。

最近寝不足が続いていたので、23時くらいには寝た。

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