ウェーイ パララララッパー

書きたくないことをしかし書こうと一瞬でも思ってしまったので書かずにはいられないしかし誰にも、本当に誰にも知られない恥の話である。だから、ものすごくぼかして書く。

いつでも逃げ出せる状況だった。体力のない私でもなんとか走って電車に乗ってしまえば逃げられるような場所からしかし私は逃げなかった。しかも逃げないのは私の選択であるのに、他人に怒られるからと他人のせいにした。ついでに嘘をついてはいけない相手(親)に「東京で友達と初詣行くから正月は実家帰らないね」と伝えた。一緒に初詣に行きたい友達なんかいなかった。一緒に初詣に行かないと3時間説教コースになる人間はいた。その人間が私を指して「頭がおかしい」と何度も言っていたから、私は「頭がおかしいんじゃないの」と言われると反射で激昂するようになった。滅多に言われる言葉じゃあないけれど。しかしそれもまた私の選択である。私は自業自得で頭がおかしいと責められるに値する行動を選択していた。「そうせざるを得ないほどに追い込まれていた」なんて言い訳でしかない、なぜならその時の私はもう20歳を超えた立派な大人だったから。大人は全てが自業自得で、それが何か暴力的な支配によるものであったとしてもその責を負うのは自分以外に存在しないと信じている。あの時死ねばいいのにと言われたのも自業自得、別れるのなら死ぬと言われた時に「てめえが死のうが生きようが関係ないね」と言えなかった私が悪い。私が。

ちょっとしたニュースからいらんことを思い出して嫌な気分になっている。なのでこんな暗い日記を書いている。今日はめちゃくちゃ嬉しいことがあったにも関わらず。人生のうち確実に苦しみの総和が幸せの総和を上回るものであると私は信じている。その上で死なずにいることが強さであり、私は強くあるために死なずにいる。でも、でも、いいやでもを考えたところで意味がない。早く、自殺以外の理由で死にたい。

過去を振り返ると碌なことがない。今日どうやって気持ちよく寝るかだけ考えているのがよい。そうするね。じゃまた明日。

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