ハルヒの恋心を理解できないまま30になる

そもそも「涼宮ハルヒの憂鬱」から始まる一連のシリーズを丁寧に追っていない。
中学生時代に吹奏楽部の後輩がハルヒアニメのエンディングのダンスを文化祭で披露していたが、当時の私には深夜アニメという文化がなかったので「なんか踊ってんな〜」と思っていた。そもそも深夜にアニメが放送されていることも知らなかった。アニメは日曜朝のプリキュアと金曜夜のドラえもん、クレヨンしんちゃんのものだった。
大学入学当初のサークル勧誘期間に、SOS団という謎の団体の前を、カラフルな髪のお姉さんが同じく「SOS団」と書かれた🪧←こういう看板を持ってうろうろしていた。今思い返すとあれは初音ミクのコスプレだった。大学に入って初音ミクのコスプレしてSOS団の勧誘をする、すごい青春だ。

私がアニメの涼宮ハルヒを見たのは他人から強要されてだったのでいい思い出がないしハルヒがキョンのこと好きってのもよく分からないままである。突然すぎて理解できなかったし今でもよくわかってない。ヒトノココロムズカシイネ。

自宅から見えるところにかなり明るめの街灯があって、これが照らす色を見るのが好きである。写真に撮ってもうまく伝わらない。あれのなにがいいんだろう......こう、誰もいないT字路をふたつの明るいオレンジの電球が照らして、電球の近くは光が集中しているけれど地面に至る時には拡散して丸くなっている光の線が、よい。風呂場からも見えるので、たまに窓を全開にして眺めながら足だけ湯に浸かる。これもまた、よい。

5月あたりにはうじゃうじゃいて困っていた赤いダニをすっかり見なくなった。去年まではあのコンクリートや物干し竿にちょこまか這っている赤いのが苦手だったけど、今年はTwitterで食べ物である花粉を奪い合ったりしている赤いダニの動画を見てかわいく思った一瞬のおかげで嫌に思わなくなった。都合がいい。花粉が食事だから水であらかじめ花粉を流しておくと集まらないという知見も得た。自分ではやらなかったけれど、雨の翌日は確かにぜんぜんいないわ〜と思ったりできて楽しかった。

今日は2回目の入浴をしてきます。お風呂入った後に散歩しちゃったから汗だくなんだ。入浴前に散歩しろって話なんだけど暗くなってからじゃないと暑くて外を歩けなかったので。

じゃまた!

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