そうね、別に悪くないよ。

今日は比較的穏やかな一日だった。もし私と一緒に住んでいる人がいて、今日の私の様子を見ていたとしたら決してそうはいってくれないと思うけれど、私にとっては穏やかな一日だった。頓服を普段より多めに(用法容量の範囲内)のんだから、体全体をふんわりとした厚い布で包まれているように穏やかである。それでも仕事中も作業が全くできずに何度も昼寝を繰り返して寝起き気分ガチャリセマラをしたり、一人で大きな声を出したり、感情に任せて物を床に投げつけそうになってそんな自分に嫌気がさして物の代わりに自分の頭をぼこぼこに殴ったりした。それでも、今日は比較的穏やかな一日だったなと思う。たぶん、他人のことで心が動く時間が少なかったからだ。そして自分の感情は頓服が分厚いフィルターをかけてくれている。穏やかだ。

今日の仕事は楽しかった。今の職場では3年働き続けているんだけど、障碍者雇用でフルに力を使えない中でも自分の得意なことはこれですよ、記事を書いたり、編集したりいい感じの文章を書いたりする仕事があったら回してくれるとうまくやれますよという実績を積み重ねることに成功していたようで、他部署から「インタビュー記事の作成を手伝ってほしい」とお声がけいただいた。こんなに嬉しいことはない。

インタビュー記事を作るのは好きだが、インタビュー形式の発話コミュニケーションをするのはとても苦手だ。だからいつもインタビュー対象を決め、実際に話すのはほかの喋り上手な人にお願いしている。話すのは得意だけど文章を書くのは苦手だ、という人が周りに多いのもある意味ラッキーだった。
それにしても今日インタビュアーを担当していた方(この方から「インタビューを記事にしてほしい」と依頼をもらった)の話し方は、すごかった。もともとコミュニケーションに長けているというか、魅力的な振る舞いがとても上手な人だなと思っていたけれど、それを間近で見て改めてすごいなあと思った。パーフェクトコミュニケーションしか繰り出していなかった。共感の示し方も、共感するタイミングもうまい。相槌の長さもタイミングも最適解をたたき出し続けている。本当にすごかった。私は書き言葉特化と言うことで、「こいつに頼んでよかったぜ」と思ってもらえるような記事を頑張って作ろうと思う。

先日の話。精神の問題にたった一言で光が差すような銀の弾丸なんてものは存在しなくて、少しずつ少しずつ磨いたり、迷ったり、たまには何歩も後退したり、それでも登るのをあきらめない瞬間を地道に重ねて、何年もたってから振り返ると「ああ、こんなに登ってきたのか」と気づくものだと思う。だからたぶん、おととい私が愚痴を聞いて、控えめなアドバイスをしてしまったあの人たちの問題は解決しないと思う。私と母の問題も、たぶん母が死ぬまで解決しないと思う。そういうものだ。仕方がないとあきらめて落ち込むときもあるけれど、たまにやってやらあと前を向けるときも、まあないわけじゃない。まあぼちぼちやっていきましょう。

来週誕生日だぜ! 大台に乗るぜ! 
ここに三年ほど全く期待せず欲しいものリストを公開すると、たまに送ってくださる方がいてハッピーな気持ちになるので、貼っておきます。ほぼ読みたい本リストになってるんだけど、どの本も絶対面白いから「こいつどんな本を読むんじゃい」と覗きに来てくれるだけでもうれしい! それかおすすめの本教えて~コメント全部見る! 10巻以下の漫画とかめちゃ嬉しい!

ほいじゃおやすみね。

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