死に損なったので日記を書いている

会社からの帰りの電車で「なんかもう別に片付けもなにもかもどうせ死んだらやらなくていいし踏切の場所も知ってるし死んで良くない?」と思った。

新しい本を3冊買ったばかりで読んでなかった。やりたかったゲームを買ったばかりで起動もしてない。来月発売の好きな漫画もあるし、ウォッチリストに入れただけの映画がたくさんある。スプラトゥーンで新しく追加されたイグザミナーは練習が済んでないし、模様替えをして部屋が広くなったばかりだ。(私にとっては)大変だった仕事もひとつ片付いたし、もう一個の方もなんとかなりそうだ。密かに続けているマジックもできるようになってきた。洗濯物を干したばかりだから汚れた服がカゴいっぱいになってることもない。日の落ちた時間であれば少しは涼しく感じられて、無駄に散歩するにはちょうどいい季節がきっとこれからやってくる。

でもなんか「でも別にいいや」と思った。友達に連絡とかしなくてもどうせ大家さんか訪問看護のお姉さんが見つけてくれるだろう。いやシェアハウスでやるのはよくない、やっぱり踏切だろうか。親族はまあどうでもいいや。今まで全部の不調を「まあ人生そういうこともある」ということにしてきたし、親もまあ、子供が先に死ぬこともあるだろう。人生って色々あるし。

まあとりあえず家の最寄りで電車を降りないことにはどうしようもないな、この路線は私の最寄駅まではほぼ満員だから適当に降りてみて高い建物も踏切もなくてどうしようもなくなった時、また満員電車に乗らなくちゃいけない。始発駅から乗っているので今は座れているけれど、途中で降りたら立っていなくちゃいけない。満員電車で立って揺られるのは嫌だな。眠いな、まだ30分くらいあるし少し寝るか、と思った。

おかげで今死なずに家への道を歩いている。駅前で国境なき医師団に寄付しませんかと声をかけられた。私は「あ、もう毎月寄付してるんで」でスルーした(嘘じゃなくてちゃんとしてます引き落としが便利です)。それからスーパーに入ったらベーコンが安かったのでそういえば冷凍庫にレンチンするだけでいい作り置きがあったなと思い出して、それに合うお酒を買った。しばらくスマホに画面保護のシールを貼っていなかったので、スーパーのあとダイソーに寄って合うものを買った。そうだ、プロセカもデレステもスタミナが溜まってるからやらなくちゃ。家に着いたらまずお酒を冷蔵庫に入れてベーコンを切って、お風呂に入ろうと思う。お風呂で音ゲーやって、ブルアカの総力戦もやらなくちゃ。お風呂を上がったらお酒飲みつつ読書かスプラをやろう。アサリ以外ならスプラかな。

暑いな。自室は冷房18度にしているから、きっと入った瞬間涼しくていい気分がするだろう。これからしばらく数ヶ月は死に損ない続けることで死なない状態を死守する日々が続くだろうと思う。7、8月があまりにも好調だったからね、まあこういうこともあるでしょう。

ほいじゃあまた明日ね。

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