take

今日君の幼い頃の写真を見つけて
少しだけ感傷的に泣きそうになった

だって君はいつだって真っ白だったから
経験は君を黒く塗りつぶしていくけれど
それが君にとっての痛みのままに
終わってしまうんじゃないかって…

最近たくさんの感情を手に
君のことも
私が思いたいように思っていたって
そう自分に言い聞かせるみたいに
納得もしていたけど
やっぱり
私が感じていた君は
私が思いたいように思ってただけじゃない

君は君だったよ

君がくれたたくさんの気持ちは
今だってこの中で大切にしまってある

君の内からでる優しさは
時折君の痛みにもなる

君はそれを捨ててしまった

傷ついてしまうから

いつも君は考えてた
どうしたらいいかってことを
どんな時も考えていた
投げ出したりなんてしないで
ちゃんと考えてた

君が出した答えが
たとえ間違っていても
きっとね
いつか必ずたどり着くと思うんだよ
君が納得できるような
そんな答えにね

まだ君は若くて経験もまだまだこれからだから

君がまだここにいた頃
よく討論してたよね
君は一時期論破って言葉にハマってて
ハイロンパーって
もっともらしいこと言って
誇らしげに笑っててちょっと憎らしかったけど
まだ素直が溢れてて
かわいかったな

あの頃の君にまた会えたりするのかな
それとももう会えなかったりするのかな

君はよく死にたいみたいなことも言ってて
兄弟の中でも一番繊細な心で
きっとね傷つくことも沢山とあるんだろうと
だからこそ防御することが増えて
変わっていってしまったんだろうね

君も自分以外の誰かの涙をほっておけなくて
痛い思いを沢山としたんだろうね
ただいい方向に進むことを思っても
そんな簡単じゃなくて
君はただ心から笑ってたかった
それだけだったんだろうって

この世界には色んな人が生きてて
色んな考えがあって
色んな心の持ち主がいる

だから自分の道理が通用しないことなんて
日常茶飯事で
開けていた心の扉も閉まってしまう
そんな選択肢ばかりだったよね

私は忘れないよ
君の真っ白だった幼いあの頃のことも
たくさんのことにぶつかっては
たくさんのことを真剣に考えてた
思春期の頃のきみのことも

今君と離れて
君が何を考えて何を思っているのか
わからなくなってしまったけど

君が君の人生を生きて
できるなら
幸福を感じてくれることを思ってる

いつだって
どんな時も
私は君を心から思ってる
大切な人なのだから

だけど
君にできることは
ただ遠くから見守ることだけ

あーしたらとかこーしたらとかは
卒業しなきゃって思ってる

私はこう思うよだけは
伝えていこうとは思うけどね

一番大切なのは
君の人生を君がちゃんと生きることだから

どんなことも諦めないで
きみが思っていれば
気持ちがあれば

なんだってできるし
いつかきっとはあるんだよ

希望を捨ててしまえば
それまでだけど

望み続ければ
希望は叶うもんなんだよ

だからね大丈夫だよ
君のままで
君は心から笑えるから

君は君のままそのままで
とっても大切な存在だよ

君に会えたこと
ありがとう

ありがとうtake

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