野菜室いっぱいの野菜たち


しらばらく前に
無農薬とか低農薬の
こだわりの野菜の宅配の
定期便を始めた

グリーンコープの日と同じ日に
届くようにした

そうしたら
火曜日は野菜室はパンパンになる

グリーンコープでも
低農薬野菜セットをたくさん買うから

使い慣れてない種類の野菜とか
どう調理する?みたいな野菜とかが届いて

1週間かけて全部使い果たすと
めちゃくちゃ達成感がある

あまり食べてもらえなかったり
これは失敗だなって料理も
もちろんあるのだけど

こだわりの野菜を使って
愛情と時間と手間をかけて
家族のために作る料理は楽しい

ビーツ が届いた時は
クックパッドで探した
ビーツ のレシピから
スープを選択して作ったみたけれど

味はともかくとして
あの血みたいなスープの色は
流石に抵抗ありありで
夫は普通に食べてくれたけど

今度もしビーツ が届いたら
どうしようかな…




絶対に胸が痛くなるって思った
あの人の新曲が
Spotifyから流れてきて

だけど思ったよりそうでもなくて
だけど全然何とも無いわけでもなくて

こんな日常の
どうでもいいような
たまに遭遇してしまう
心の動揺を誤魔化すために 

私は日常をちゃんとしたいって
そう思っているのかもしれないと思った

だから
野菜室を空っぽにするのは
薬みたいなもの

達成感で消える自己否定感とか?

なんとなくそうなんだろうなって
ずっと前から思ってた

毎日掃除しなきゃ気がすまないとか
誰にも会わなくても
メイクも服装もちゃんとして
それは
丁寧な生活してる主婦とか
そんなんじゃなくて

ただ、ただ、
そんなことでしか
自分自身を許す術がなかっただけ

本当に、薬だなぁ、と。

だけどこれからはそれを
ただの楽しみに変える

薬だとか?
自己否定感を感じないためにだとか?

そんなの、もういらなくない?
ってね。

私は心に従って
心のままに
私は私になると決めたのだから

やりたいことして
それを楽しむ

私のすることの意味なんてなくて
ただ楽しむ

それが私のためにでもあり
私の周りの人のためにもなる

そう信じてる

そんな人が私の近くにいて
わからせてくれる

どうあることが
私にとっての正しさなのか

日常にあふれる
感謝と満ち溢れる幸せ

それはどこからかやってくるわけじゃない
自分の手で
自分の心で
掴むもの

どんな私であっても
私だけは私を許そう
誰一人この世にそんな人はいないのだから
私しか私全てを許すことなんて
できないんだから

ただ、楽しもう。
冷蔵庫の野菜室いっぱいの野菜たちは
私を許すための材料なんかじゃなくて

ただの楽しみだよ。

達成感、みんなの健康に
寄与してるって言う自己満足を
ただ楽しむ

それだけのこと。

もう私に薬はいらない。
きっとね。

だからそろそろ野菜の定期便
楽しめなくなったら
やてめもいいかもな。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?