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私はあなたに
Aのあなた
Bのあなた
Cのあなたと
付けた区別がある

それくらいに
いつも同じあなたじゃない

それはきっと大なり小なり
だれにでもある

Aのあなたは
とても優しくて
理想的で
まるで出会った頃のように新鮮で
とても素敵なあなた

Bのあなたは
いつものあなたで
空気のようにそこにいて
良いことも悪いこともなく
ただ現実の中にいる
あなたがあなたの世界の中にいる
そんなあなた

Cのあなたは
とても意地悪で
とても冷たくて
まるで私の言葉は
どこかの国の外国語みたいに
あなたには通じなくて
私の心の扉を閉める
悲しいくらいに温度のないあなた

きっとどれもあなたで
だけどもし
あなたがずっとCのあなただったら
それでも私は
あなたを好きでいられるのかな 

わからないな、
それでもきっと私は
あなたと言う存在を
簡単に好きとか嫌いとか
そうゆうことで
離れることはないんだろうな

私はあなたが優しいからとか
あなたと居て楽しいからとか
そうゆうことで
あなたと家族でいるわけじゃないから

私たちが手を握り合った時
私たちに子供が生まれた時

私たちは深く深く繋がって
それは
ただの恋愛ごととは違う

それを家族というのかな、
それとも違う気がするな、

どうして私は
この世界の中で
あなたのことだけが特別で
あなただけのことが唯一なんだろう

簡単なことじゃないんだろうな
それとも
簡単なことなのかな

私はあなたにAやBとかCなんて時が
あるのかな、
あなたはそんな敏感に
私のことを捉えたりしていないだろうな

あなたにとって私は
どうゆう存在なのかな

どうゆう存在であっても
私は構わないと言えるのは
きっと大切に思われている
そんな自信が無意識にあるからだろうな

あなたは時々Cになる

どうして?

私はあなたにこの話をしていて
今Cのあなたになっているよと伝える

あなたはそんなことないよと
Aのあなたになろうとする
あなたはCであることに
自覚があるから
そんなふうな態度をとってくれる

人の感情は一定ではないし
愛情だとか思いだとか
そんなものも変化したり
冷めてしまったり
深くなったりする

彼みたいに
わかりやすく
AやBとかCになるのは
珍しいのかな

そういえば
娘もそうなのかもしれないな

不機嫌とかご機嫌とか
そうゆうことというより
二重人格的なことなのかな


贅沢やワガママを言えば
Aのあなたとずっと一緒にいたい

それでも
きっとそれだと
私はそんなことに甘えて
それが当たり前だと思って
大切なことを蔑ろにしてしまうから
Cのあなたに
あたりまえじゃない
あなたの優しさを
教えてもらっているのかもしれない

Bのあなたは
きっとフラットなあなたで
いつものあなた

でもあなたの中に
私が見えるのは
Aのあなたの時だけなのは
きっと間違いなんかじゃないと思う

だからどうした、なんだけど。


大事なことは
大切にされたり、思われたり
することじゃなくて
そんなことに感謝ができると言うこと

そしてたとえCのあなたであっても
私は繋がりを感じているということ



私の中にいるあなたのこと全てを
私はきっと、大事なんだと思う

空が青いみたいにね

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