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人の辛さ

自分の苦しみに向き合えるって
ある意味幸せなのかな…

映画のワンシーンで
精神的な病気になってる人に
シリア出身の戦争経験のある人が
「戦争中なら心を病んでいる暇はない
 銃撃を避けるだけで精一杯」
って言うんだけど
そうかもしれないけど
それは比べられないんじゃないかと思った

戦争を知らないから
同じ土俵には上がれない
戦争を知らない人には
知らない人の苦労がある

私は戦争を知らないから
何とも言えないけれど

どんな立場だって
どんな環境
どんな状況だって
そこに苦しみがあれば
その人にとって辛い事なのだから

それはあまいよとか
もっと頑張れるよとか

そう言うことは簡単だけど

結局その人の辛さは
その人にしかわからない

羨ましいと思っている人だって
本当は辛いことがあるかもしれないし
同じ状況の中にいても
それぞれに感じ方はちがう

だからよくある
あなたはいいよとか
あなたはまだマシだよとか
そりゃあそうなんだけど

比べることじゃあないし
比べられないってね
思うよ

まぁ、戦争は別次元だけど…

精神的にツライ思いをしてる人に
あなたは、まだマシな環境にいるんだから
精神なんて病んでないで
頑張りなさいって言ったところで
その人は余計に辛くなっちゃうんじゃない?
ってね思う

何が幸せで
何が不幸かって

他人が決めることじゃあないから

自分の中で感じる
幸せや不幸は
みんなと同じじゃない

私は私
あなたはあなた

それでいい

迷惑をかけちゃいけないけど
きっと
心から大切な人なら
迷惑だと思わない

大切な人に
心から笑っていて欲しいって思うから

自分の辛さをかざして
私辛いんだからって
何かの免罪符にするのは
違うと思うけどね

自分の中で抱えてるものを
どうにかしたいって頑張ってるのなら
責めないでいてほしい…
それもワガママなのかな…

わかってもらえない人には
きっと一生わかってもらえない
それでも
わかって欲しい気持ちは
所詮強欲

何のために辛さはあると思う?

全部
ぜーんぶ
それは自分が成長するため

人間は困難がないと
成長できない生き物なんだと思う

幸福にあぐらをかいていたんじゃ
いつまでたっても
子供のままでしかいられない

生まれた時からずっと
感じることが多くて
考えすぎで辛いのは
きっと私が未熟すぎるからだろうね

時々もういいよわかったよってくらいの
出来事ばかり起こるけど

どこまでだって
きっと人は成長できる

そんな人間ドラマを経験するために
私は生まれてきたのかもしれないな

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