空とあたまと心

いつもそこには必ず空がいて
あたりまえにそこにいて
ただそこにいて…

旅行の日の早朝の空や
大切な人に会う日の空や
違う場所の空

ワクワクさせてくれる空気と
広がる空の色 

見上げるだけで
心が揺れる



もうどうでもいいかなって
頭ではそう思ってる
でも心はそうはさせてはくれないらしい

だけど知ってる
全部自分次第ってこともね

感じてきたことや
超えてきたこと
痛みや辛さや幸福感
自分しか知らない

どんなに説明しても
きっとね、届かない

諦めや落胆を超えて
ただ
楽に笑えるそんな場所で漂っていたい

落とした涙の数を数えるのと
幸せだったあの時間やこの時間を数えるのと
同じことだって
わかったから

一人じゃ何もできないのかもしれない

だけど所詮人間は
いつだってひとり

家族とか心を許せる人が
いるから
一人じゃないんだって幻想

それはただの幻

本当の心が誰かと繋がってる
なんて思いたいのは
やっぱりそうで
さみしいとかね
そうゆう感情無視できないでしょ

そう思いたいがさせてる幻想が
本当を見ることをやめさせて
楽な方へ楽な方へ
自分の好きな場所へと行ってしまう

苦しいも辛いも同じでね
知らない間に自分が望んでる

目に見えるてることがすべてじゃないのに
現実ばかりを見ては
真実を見ようとはしない




苦しいよね
ただ生きてるだけなのに
悲しいよね
ただ一緒にいるだけなのに

喜びや幸せは
不幸せの始まりだって魔術
早く誰か解いてくれないかしら

頭ではわかってる
それをするのは自分だってことも
だけど心は理解してくれない

どうでもいい

こんな日の朝も空がそこにいる

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