君のこと

君にタイトルをつけると
「未知」だよ

本当にきっと何も知らない

君は正直でしかいられないからって
そう言っていたけど

色々なことが違うから
わからないことばかり

初めて君に会った時
とっても感じが良くて
よく笑って
彼も幸せそうだった

それからまもなくして
彼から電話がかかってきて
喧嘩したって
もう別れるかもしれないって
喧嘩の内容を聞いた時
会った時のギャップで
ショックを受けてしまった

そんなようなことが
繰り返して起こって

あんなに幸せそうだった彼は
なんだか全てを諦めたみたいな
悲しいオーラをまとっているように見えて

どうしたらいいのか
どうするべきでもないってことは
わかっているのだけど
いらない心配の中で
いらない悲しみや
いらない思考ばかりを握りしめては
答えを探した

だけどある時気がついたんだよ
君に会ってる時はすごくいい子で
私は聞いた話の中で
勝手に君の幻を作って
どうしたらいいんだろうって
全部が身勝手な想像なんじゃないかってね

不安障害があるとか
精神面で不安定なのは
幼い頃に両親の離婚で母親と離れてしまったから
なんじゃないかとか
そうゆう面での本は片っ端から読んできたから
勝手な想像でしかないんだけどね

私は君にできることがあるんじゃないか
なんてね
思ってしまったんだよ

そんな簡単なことじゃないって
わかってるつもりだったけど
やっぱりそれは無理って
なにもできることはないんだってことにね
自分を納得させるのに
少し時間がかかってしまったよ

今だに君は「未知」なんだけど

人のことなんて
そんな簡単に理解なんて
できるわけないのだけどね

ただ彼も君みたいな子に
出会ったのは初めてて
どうしていいのかわからなかったのかもしれない

彼の言葉を聞いていないから
想像に過ぎないけど
彼もたくさん悩んで考えて
きっとね
未来の幸せを見つめてる
君との
君と彼と子供の幸せな未来をね
現実的にどうしたらいいのかってことを
諦めたりしないで
しっかりと考えてるってね
感じてる

彼ははじめこそ
話をしてくれていたけど
どんどんと何も話してくれなくなって
余計な心配ばかりで
余計な不安ばかりだったからね
余計に君のことを幻化してしまったのかもしれない

本当のことは何もわからない
だから
真実とかより
私が見て感じた君のことを信じていたい

いつも思うんだよ
カワイイなぁって
素直なんだなぁって

私とは違うところばかりで
やっぱり未知なんだけど

嫌なものは嫌と
無理なものは無理と
ちゃんと言えるところも
いいなぁって思う

自分娘だったらって思ったらね
本当にかわいいだけなのに

息子のお嫁さんってレッテルを貼り付けて
お姑さんっていうフィルターを通して
君を見てしまうと
心配や不安を抱いてしまう

長年刷り込まれてきた
常識とかそうゆうこともあるかもしれないし
息子に幸せになってほしいって
母親的心情とかね
そうゆうのが
君を見るときに
いらないものとしてくっついてくるんだよね

そーゆうのも全部を払いのけるって
ことは難しいのかもしれないけど
そーゆうのを関係のないところでも
君を見ていたいって
そう思うんだよ

君が一人の人として
幸でいて欲しいと思う

まだ始まったばかりだから
きっともっと
色んなことはあるんだろうと思う

君と彼のこれからは
君たちの未来だから

見守ることしかできないけど
君と彼と
これから生まれてくる子供と
これからを重ねていきたい

君がいつか未知じゃなくなって
少しずつでも
わかることができたら
君は楽になるかな

君はそれを望んでもいないかもね

まだ答えはわからない
私がどうあればいいのかすらもね

ただ思う

君の幸せ
彼の幸せ

二人の幸せを…

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