愛

悲しいと泣いた夜のことを
もう忘れてしまった

というより
それを思い出しても
あの時の悲しみが
どんなだったかなんて
消えてしまった

ほんとに？

愛が大切と文字にすると
なんだか簡単で軽くて
どこにでも転がってる
そんなフレーズ

だけど
愛がどれだけ大切なのかってことを
改めてちゃんと大事にしたいと思った

愛は根本なのに
現代では愛よりも大切にされてきたことが
沢山ある

お金や物やステータスや
家や車や旅行
どれだけ贅沢に生活して
人に羨まれるようなことが
素敵だとか憧れだとか
そんな社会の中で
愛だとかそんな根本なことは
蔑ろにされた

本来人が持っている感覚だとか
幸せだと感じること
人それぞれなことを
誰もよしとせず
みんなが言うそれを良しとしてきた

ただ今感じてる
世界は変わってるんじゃないか
流れは変わっているんじゃないか

私が信じてきた愛が
心を癒し
幸せに満ちる

それが真実なんだと

愛はどこから生まれる？

それはただ感じること
こうだから、ああだから、ではなく
ただ心が感じる愛は
自然にいつの間にか生まれ
そして心の中にいつもある

その愛が心にある事によって
感じ方も生き方も
全ては変わる

愛は相互で無くてもいい
双方の愛が両立しなくてもいい
自分が自分を思う愛もそうだし
自然や植物や動物への愛でもいい
ただ、愛を思う気持ち感じる気持ち
それが大事なんだと思う

人は与える事で幸せになる
それはお金や物ではなく愛を

ただ思う事
ただ心から抱きしめる事
ただ手を握りしめる事

心の中に愛がある

星や月を見た時
感じる気持ちは
きっと愛に繋がっている

感情に流されないで
ちゃんと感じて掴んで
真実の中で見つけたものを
あの空の中へ

人は愚かで
たくさんの間違いをする
それでも
本当に大切なことを
真実の愛のことを
ちゃんと感じる心が
誰にでも必ずある
どんな人ににも

だから大丈夫

見繕った笑顔と風貌で
誤魔化されてはダメだよ

真実の中で愛を感じて
心を満たされよう

この世界の根本は
全ての源は愛ではないのだろうか