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raraが知る前にきっと

めぐり逢ったとき
家族全員の顔姿かたちは まったく 知らなかった
知り得たことは 片親で3姉妹を育てていること
養育費が途絶えて数年
弁護士に相談して 取り返したい!
この「note」に 不甲斐なく不誠実な 元夫のことが
書かれていた

そして 一番上のお姉ちゃんが 高校受験を前にして
受験講座やあれこれ 更にはその後に待ち受ける費用のことが かなり重く綴られていた・・・

たしかに この場所(note)は 書く方々の自由であり
吐き出したいモノたちが 個性的な言葉となって
山の様に 集まっている
もちろん それに対して ケチをつける立場にはない

けれど けれども
縁有って やり取りが交わせたとき 最初に伝えたのは
「頑張って 子育てに全力を注いでいるのだから
過去のことや どうにもならない相手のことを
恨んだり 嘆くよりも 吹っ切って 前を向いて
その明るい希望を 綴ってみてはどう?」

赤の他人ではあるけれど
幸いに 終活を始めた高齢者だし
力になれることもある!
遠く離れた場所に住んでいるし 顔を合わせずに
年寄りの じぶん勝手な「お節介」と 笑いながら
細やかではあるけれど 3姉妹ちゃんたちの力に
なれるから 困り事は 言って来て!と

かなり 一方的な始まりだったけれど
このシングルマザーさんに 最も足りないモノが何か
それは ほぼ 分かっていた
だからと言っても それほどの お金持ちでも 慈善家でもなく まったくの平凡な高齢者だからね

それでも 人生の最終章に当たり
少しだけ 年齢を忘れて 働き続けることで 
何とか 母の手助けをと 一年が過ぎた

まさか
raraが  わたしと母の間で
「贔屓ちゃん」と呼ばれていること
あと数年後まで
やらりたいことを 続けられる様に
手助けするよ!と約束したこと

そして そして 
まるで April foolみたいな 申し出を
raraを知って直ぐ 母に伝えたこと

わたしが 皆んなの話題にも上がらなくなったとき
母は 話すのだろうか

「嘘」だとは
シングルマザーさんは 想っていない筈だし
わたしだって 本気で伝えた そのことは
数年先まで 持ち越されてゆく・・・


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