高齢者営業マンゆえの聞き役(最後の恋・があるしあわせ)

たまには　仕事のことを書いてみよう

土日　猛暑の中　エアコンの設置がない
いつもどおりの売り場に　六時間ずつ待機していた
室温的には　３０度超え　おそらく５度はプラスだったに違いない
実は　昨年同時期　同じくらいの条件下で
「買います！」と　初めから申出有って来場された
母娘さんの内　８０歳を過ぎていた　お母さんが
かなり　詳細な商談を　約二時間近く続け
申込用紙に記入して帰られたその夜　熱中症で
救急車で運ばれるという　苦い経験がある

この　エアコン未設置は　依頼主さんの問題なので
売りを引き受けた　わたしがどうにか出来ることではない
一昨年には　国内最高３９．５度の街で
やはり　未設置の売り場で　待機していた
「雪国生まれだから　暑いは平気か？」
違うだろう！って　話しなのになぁー・・・

で　土日の話し
暑さの中　広告効果もあってか　来場者さんが
驚くほど(本当に驚きました)ありました
いつもなら　せいぜい　日に2、3組あれば良いくらい
それが　倍は有り　中身も濃かった
わたしに　押しの強さ　並の営業力が有れば
終わっていただろうな
「最終決定はお客様ご自身が」そんな柔な営業マンです

わたしは　お客様選びする「三流以下自認」営業マンで
「話し相手・相談相手」ぐらいの接客と　売主である
依頼主会社さんの　会社なりを推奨するスタンスなので
それもあってか　どうしても　お客様の込み入った私事情や　家族間の問題　ときには　相続や終活の問題にまで　やり取りが及ぶことも　珍しくない

土日も　そうだった
二日連続で　来られて　汗を拭き拭き　かなり
込み入った話しをされて　一時的には
「買います！」まで　進んだ
資金計画は　現金で可！だったから　問題はない
けれど　その先に　やや難問あり！
「いずれ　夫と別れるつもりなので　じぶんのお金か
実母のお金　そして　どちらかの名義にしたい！」

と　ここから先は　書けない

その他にも　ご家族相談して
と言っても　ご両親が買いたい！言っているから
特に問題ないお客様もあり　賑やか・・・

人生　いろいろある
「恋愛・婚活・結婚・子育て・離婚・老後等々」
そこの　要所要所に　落とし穴多数
ひとでなしもまた　待ち構えている　
もちろん　その中に「得難き運命のひと」が
待っているのも確かで　見逃さず・気付きを怠らない
こころの備えが必要になる

しくじりは　だれにでも　ある
但し　繰り返しては　いけない　
人生は　決して短くないと言われつつも
それが　だれにでも　与えられるとは　限らない
限りあるじかんを　自らのため　さらには
愛するひとたちのために　大事なモノを共に守り合う
そんな　生き方をと・・・

そうそう　前述のお客様は　五十代前半
わたしの年齢を聞かれ答えると
えー　同じくらいと想いましたあー！と　口をあんぐり
子どもみたいな　raraに対して「最後の恋❤️」
言ってる様な　高齢者男子は　案外若く見られる　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あはは