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raraの指先には届かない

理想的 なのだと想う

この 遥か遠くに暮らす わたしみたいな
しがらみから解き放たれた 高齢者が
ひと知れずに「足りないを補う」こと

古い慣習が表に出る 田舎の街に住み
片親だけの経済力で 三人の子育てをする
それこそ シングルマザーさんがよく使う
「今日生きることで精一杯です!」
本当に その言葉どおりなのだと 想う

そりゃあ 新たな片親になり得る相手が
簡単に見つかれば 一番なのは否定しない
わたしも それは 時折 口にし勧めもする
けれど それは 他人が
どうこう出来ることではなく なる様にしかならない
何しろ 3姉妹ちゃんたち 母と4人家族で
頗る仲が良くて そこに 男性ひとり分の隙間が
あるのだろうか?

日頃から 何かと支えになってくれる
家族ぐるみの仲良しさんたちにしても
もしかしたら
「今更?」の 空気が流れているのかも知れない
それこそ 家族みたいな・兄弟姉妹みたいな
その関係が シングルマザーさん一家との
「絆」になっているのは 間違いなくて・・・

とは言え
痩せた細腕(痩せても細くもないらしいけれど)で
育ち盛り・食べたい盛り・お洒落したい盛り
この3姉妹ちゃんたちを ひとりで 何から何まで
ひとりで負うことは 容易ではない
そして どれほど仲良しさんたちと「絆」が太いとしても 困りごとある度ごとに 頼るわけにはゆかない

それは わたしがよく言う
「本当に困ったときほど」親しいひとには 話せないものだよ!と その例でもある

他人事から言えば
「苦労に耐えている」その姿が 見えるからこそ
あちこちから 温かな手が伸びて来るものだ
だからこそ シングルマザーさんは
弱音を吐かず・見せずに 頑張って来た!
そしてその姿が ママ友さん家族の目に焼き付いている

但し すでに お姉ちゃんは高校進学しているし
更には raraにも 末っ子ちゃんにも
あれこれ 家計を苦しめる 出費が嵩んで来始めている

おそらく わたしみたいな 者で良かったのだと想う
母を奪う訳でもなく
子どもたちが 3人仲良く33%ずつ
残りの1%が母「母が一番じゃないんですか?」
そう言って大笑いした母
わたしと母との 出逢いが有っての繋がりながら
「魔法のQRコード」リクエストで
いつの間にか 三人三様の わたしとの会話がある

いや だからと言っても
所詮は「足りないを補う」その役割だけの存在として
今のわたしが在る・・・







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