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劇場版「TOKYO MER 〜走る緊急救命室〜」をドラマ見てないやつが観た感想

 たまたま時間があって観に行った映画がめちゃくちゃ面白かったので、「みんなも観に行ってー!」とオススメするだけの記事です。
(作品のネタバレは公開されている予告やあらすじから読み取れる程度の最小限に留めたつもりです。ご了承ください)

 ちなみに私はただのいち映画好きで(年間数十作品程度鑑賞、主戦場は国産アニメ映画)この「TOKYO MER」についてもTVドラマ版は全く観ておらず、劇場版だけ観たという感じなので、映画単体での感想となります。
 私のような「TVドラマの劇場版」を劇場版だけ観るって人は少数派なんじゃないかなと思いますが、そういうヤツの感想を残しておくのもアリかなと思いnoteに投稿することにしました。
 この「劇場版TOKYO MER」に関してはTVドラマを観ていない人も問題なく物語に入っていけるような作りになっていると感じましたので、TV版観てないって人も安心して劇場版から観に行ってください!面白いよ!

「TOKYO MER」って?

 まず、タイトルの”TOKYO MER”って何?っていうのを説明させてください。
 この”MER”はこのドラマ独自の造語で、副題にもなっている「走る緊急救命室(Mobile Emergency Room)」の頭文字を取ったものです。「ER緊急救命室」っていうドラマがありましたよね?それにMobileのMが付いた感じで、要は手術室のついた車ってことのようです。それに”TOKYO”が付くので、”TOKYO MER”とは「東京の、走る緊急救命室」ってことになります。
 映画の公式サイトによると”TOKYO MER”とは「オペ室を搭載した大型車両=ERカーで事故や災害現場に駆け付け、自らの危険を顧みず患者のために戦う、都知事直轄の救命医療チーム」と説明されています。
 はい、もうこのタイトルの時点で、ちょっとカッコいいですよね...?

予告編に感じていたこと

 私は映画館でこの「劇場版 TOKYO MER」の予告を何度も観ていたのですが、予告を観た印象としては「へー、横浜のランドマークタワーを舞台にしたテロものかー。爆破シーンがちょっとCG感あるなー、まぁ実際に爆破するわけにはいかんししょうがないか。面白いのかな〜?でもTVドラマは観てないしなぁ…」くらいな感じで、特に予告が刺さったというワケではありませんでした。
 実際に映画を観に行った理由も「休日の空き時間にたまたま本作の上映時間がハマったので、暇つぶしで観に行った」というのが正直なところです。(いち映画好きとしてよくある行動)

映画を観た感想:ぶっちぎりで面白すぎる!何これぇ…!

お待たせしました。ようやく映画の感想です。
映画を観た直後の私のツイートをどうぞ。

 …いやぁー、ホンっトに面白かったぁ…!!(語彙力消失)
 息をもつかせぬ展開の連続で、買った飲み物にもほとんど手をつけず夢中になって観ていて、いつの間にか2時間経って終わっていました。
 観る前の本作への期待値を10点としたら、観た後としては1万点くらいつけてもいい…くらい、良い意味で期待を裏切られましたね。(予告でスルーしようとしてて、ホントすいませんでした)
 面白すぎて、「面白い」しか言えないのが悔しい…けど伝わってほしい…です…。

推しポイント(1) 2時間ずっと面白い!

 ここからは、私が「劇場版TOKYO MER」が最高の映画だった!と思えた推しポイントを説明していきます。
 まず、「2時間ずっと面白い!」ということです。一般的な作品では、ストーリーの起承転結の”転”のあたりで何かが起きて、最終的に「面白かった〜」って事になると思いますが、この映画は「転!転!転!転!」みたいな感じで、冒頭から何かが起きて、ラストまでずっと何かが起き続けます。
 何が起こるかはネタバレになるので伏せますが、とんでもない出来事が次々に起きるので、ずっとドキドキ・ハラハラできて、映画の途中でダレちゃった…飽きちゃった…ってことが全くありませんでした。

推しポイント(2) 2時間ずっと胸熱…

 次のポイントですが、2時間ずっと面白いだけじゃなくて、2時間ずっと胸熱で、泣けるんですよね…。
 MERチームや消防の人たちが、危機に瀕する人々の命を助けるために自分の命を賭け、ベストを尽くさんとする姿にグッときてしまい、2時間何かが起きてる間ずっと泣かされちゃいました。
 元々、私が医療・救命もののドラマが好き…というのもあるんですが、なかなかここまで「ずっと泣ける」作品に出会ったことはなかったので、衝撃でした。

推しポイント(3) 喜多見チーフ、カッコ良すぎんか?

 最後に挙げるポイントですが、TOKYO MERチームを率いる、鈴木亮平さん演じる喜多見チーフ(主人公)が、本当にカッコ良かったです!
 MERの出動時、負傷した人々に対し安心させようとする声のかけ方ひとつから、救急対応中のチームに対する的確な指示など、これぞプロフェッショナル!という立ち振る舞いで、終始、魅せてくれます。
 非番の時は割とヘラヘラしたキャラなので、出動時とのギャップでよりキャラクターが引き立っていたと思います。
 これぞ「男も惚れる男!」って感じなのがたまりませんでした。
 もちろん他にも一癖も二癖もある個性的なキャラクターが揃っているのですが、まずは「カッコいい喜多見チーフを観る映画だ」と思って観に行っても損はしないと思います。(笑)

最後に

 まだ1回観ただけですが、この興奮を伝えたい…と思って記事を書いてしまいました。こんなに面白い映画に出会えて本当に良かったな…と思います。
 ぜひこの記事を読んで、映画館に観に行ってくれる人が出てくれたら嬉しいです。私もこれからTVドラマ版(Disney+で独占配信中)を全話観て、また劇場版を観に行きます!

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