頑張る中学3年生!⑦〈小説〉〈NS運動会〉(赤組)

※これは、事実に基づかないフィクションです。実際の人物(ラットモを含む)、学校及び部活動、地名などとは一切関係ありません。
今回は、実在の曲「COSMOS」(ミマスさん作)の曲が出てきます。

また、実在の人物をモデルにした登場人物もいます。
初回から読む↓



11日目

今日は水曜日。
最高に楽だ。
球技部はあるし、
授業は全て副教科。

合唱コンクールの練習は順調。
クラスの曲はミマスさんの「COSMOS」。
「夏の草原に〜」

僕は音はわかる
しかしリズムが全く取れない。
ので、完全にピアノのように扱われている。
僕は絶対音感なのだ。

健二は音痴だが、リズムと曲想を掴めているのは健二だけだった。
だから、お世辞抜きで頼りになる。
僕を含めたテノール陣は健二だけが頼りだった。

10日目

少し前、優希から30分に渡るボイスメッセージが届いていた。
合唱コンクールの練習方法についてだそうだ。

毎朝ちゃんと20回歌ってる?
それくらい通さないとねー!
と、みんな、前の体操はやった?
学校に朝来る時は全速力で走ってね!
肺活量がみんな全然足らない!
じゃ、頑張れ〜

鬼畜かよ。
このメッセージを無視するかで、長いこと話し合った。


NS運動会、ぜってえ引き分けにするぞ!

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