スタートアップに転職して解散した話2

前回は反省点をまとめましたがこの記事では個人的に感じてた部分を書いていきます。
※ 前回の記事はこちら

前提としてはあくまで個人的な見解です。

初期メンバー構成が誤っていた

個人的的には初期のスタートアップは以下の構成で良いと思っている

・CEO
・エンジニア (フルスタック系)
・デザイナー (UI/UX)

なぜ、そう思ったかというと初期はCOOの役割はCEOが出来ると考えている。あとはマネジメント系のCTOよりもがっつりコードがかける方がプロダクトは進む。エンジニアが見積もるためにはワイヤーなりUIも必要である。

デザイナーがCEOのやりたいことをUXやUIに落とし込んでエンジニアがそれをミニマムで作るで十分になりたつと思っていて結論、このフェーズではCTO(私)とCOOは私はいらなかったと考えている。
ちなみにデザイナーが必要という話はCEOには何度も話はしていたし社内にいなかったので私がワイヤーやUIを作っていた。これはこれで良い経験だったしデザイナーの重要性が改めてわかった。

私自身は久しぶりコードを書く機会があってとても楽しかったしインフラ周りを1から構築できたので学びが大きかった。ただ、まだ、マネジメントが不要なフェーズだと私だと適任ではなかったかなとは感じた。
※ コードがかけないわけではないということは強く主張しておく!

プロダクト開発に興味があるようには感じられなかった

CEOやCOOがプロダクトの仕様を間違って把握していたりデザインが上がってきても興味があるようには感じられなかった。例えばボタンの配置だったり文言だったりデザインのずれだったりに関して相談をしても一番、簡単にできるものみたいな感じで興味がないように思えた。

これは私の価値観だが売る側が一番、プロダクトを知っていないと行けないし細部までにこだわらないといけないと考えている。
CEOやCOOがプロダクトの仕様を間違って把握していたりデザインが上がってきても興味があるようには感じられなかった。例えばボタンの配置だったり文言だったりデザインのずれだったりに関して相談をしても一番、簡単にできるものみたいな感じで興味が全くないように思えた。そこの価値観がずれていたというのは大きかった。

途中で子供向け英語からピボットした

入社理由にも書いたのですが私は子供が3人にいて子供向けのプロダクト開発、もっというと教育というところに興味がありました。

しかし、途中で子供向け英語をメインで進めなくなったため自分の中の心境としてピポットしたことってやりたいんだっけ?みたいな思いは解散するまであった。ちなみにこの思いはCEOにも伝えてはいた。

プロダクトで会社を選ぶとピボットした時の気持ちの持って行き方が難しいなとはとても感じたし誰と働くかで選ぶとまた、ピボットしても平気なのかなという仮説があるので次はこの人で選んでみようかなと考えています。

入社前にきちんと確認すればよかったこと

・SOが結局、付与されなかった
前提として前職は給料が高かった。転職時には約半分くらいになったのだが、その代わりとしてSOを発行するという話だった。

しかし、口約束だけだったので結局、発行されないまま解散となってしまた。ちゃんと書面を残さなかった私が悪いのでしょうがないが、契約書という形で残すようにした方が良いと改めて実感した。これも受託開発時はそうしていたのに信頼が出来る人からの紹介というだけできちんと対応しなかった事に自分の甘さをとても痛感した。

・資本構成を確認しなかった
スタートアップだが親会社がいてという状況だったので通常のスタートアップとは異なった。その中で親会社がどこまで協力的なのか、資本関係はどうなっているかは事前に確認するべきだったなと感じた。株の比率がCEOが高くないという状況の中で資本政策で取れる選択肢も限られる中で親会社がどこまで連携して協力してくれるかについてもプロダクトが成功する上で外せないことだなと実感した。

良かったこと

ここまで反省点と個人的に感じていたマイナス面を書きましたがここからはよかったことをかいていきます。

・環境を変えることができた
ゆめみの時はかなり自由にやらせてもらっていた且つ給料がよかったで環境を変えることに躊躇していました。
ただし、大きいリニューアルを3回やったことや自走できるチームを作れたことでやりきったかなというのもありました。
また、8年間、クライアントが同じだったりとか業務がほぼ営業やエンジニアマネジメントになっていたというのも環境を変えてもよいかなと思っていた理由としてはあります。
※ 家族や子供を言い訳にしていたなとも感じてます。

なので、結果は解散になってしまいましたが、スタートアップという新しい環境と役割にチャレンジできたことはよかったです。例えばお金で解決することになれてしまって思考してなかったということに気付いたりバックボーンが違う新しいメンバーと働くことで新しい発見はたくさんありました。

また、スタートアップなのでマーケを見たりUIやワイヤーを書いたりバーンレートを気にしたりなど開発以外の業務が出来たのはとてもよい経験でした。

・前職が恵まれていたということを実感した
失敗してもサポートしてくれる仲間がいる、総務に色々と頼めるし早くやってくれるなど仲間に支えられているんだなというのを実感した。

また、最後の方は代表と意見が合わないこともあったが、経営に携わることでこう考えていたのかもしれないと思えるようになったのでどこかで話を聞いてみたいな。純粋に会社を20年、続けるのってすごいよなって改めて感じた。

あとはクライアントにも恵まれていた。

受託開発であんなにがっつりプロダクト開発に関わらせてもらい常駐もしてビジネスサイドとプロダクトを作った経験というのはめちゃくちゃ大きかった。相手がグローバルで展開しているため設計力も鍛えられたし。

クライアント先の人は今でもランチや飲みにいったりしているので人にも恵まれていたな。たまにお仕事の相談とかもしてもらてるのでありがたい。

・CTOとして経営に関われたこと
スタートアップのCTOをやれる機会に恵まれたことは本当によかったです。
資金調達周りをCEOと一緒に動けたりアクセラレータープログラムに参加したりCTO Nightに参加してみたりと前職ではできないような経験が出来ました。CTOとしての実績がないのにやらせてくれたのは感謝の思いしかありません。

・自社プロダクト開発を経験できた
受託ではないプロダクト開発の経験が出来たのは楽しかったです。
デザイナーがいないとか価値観の部分で相違があったりはしましたが、楽しかったです。一方で受託開発で考えてやってきたことと変わらないなとは感じたました。問題だったのはフェーズによってやり方をもっと工夫するべきだったところです。

・副業を使った開発マネジメント経験
スタートアップなので基本的にはお金がないです。その中で副業エンジニアを最大で8名、マネジメントができたのは良い経験でした。

しかも、全員、リモートでの作業だったので副業×リモートでした。
元々、リモートでの作業やマネジメントは2011年からやっていたので慣れてはいるのですが、あくまでフルタイムでの経験だったので大変なこともありましたが、副業をどう有効に使うかというのは思考できたお陰で自分の中でのやり方が身についたかなと思います。

例えばフルタイムと違って働く時間が土日だったり人によっては週に1日だったり時間帯が合わないケースがほとんどですし非同期コミュニケーション前提で進めないといけないというのを学べました。

上記があるので、週に1回、zoomなどで会社の状況を説明したり1on1をやったりなど出来る限りコミュニケーションをとることを心がけたりタスクの切り出す粒度を小さくするなどを実施してました。

・優秀なエンジニアと仕事が出来た
前提としてゆめみで一緒にやっていたメンバーはめちゃくちゃ優秀でした。負荷試験やDBにつよいおじさん、なんでもできちゃうおじさん、正論をバシバシいうおじさんなど個性に溢れていてとても刺激的でした。
今回もiOS界隈で有名な方と仕事をする機会に恵まれて考え方や進め方の部分でとても学びが多かったです。

次にやること

今は少しお手伝いしていたスタートアップにCTOとしてジョインしてます。
ちなみにCTOにこだわっている訳ではないです。

一番、最初に誘ってくれたというのとCEOがデザイナーだったり有名なプロダクトのプロダクトマネージャーをやっていた人がいるなどガッツリ働いてみたい人がいるというのが理由です。

解散した会社で失敗したことを活かしつつプロダクト開発が出来ているなとは感じているのでどこまで出来るかを試したいなと思います。

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