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#ジェイZ
過去に囚われた復讐の輪廻と、目指すべき未来。(和訳:Kid Cudi & JAY-Z "Guns Go Bang)
written by @raq_reezy こんばんは。 今回は、ネットフリックスで公開される映画『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』のサントラ集から、ジェイZとキッド・カディによる「Guns Go Bang」を解読していきたいと思います。 映画音楽プロデューサーのジェイメス・サミュエルによってプロデュースされた本曲は、ジェイZのバース部分のとんでもない迫力のビートが癖になる一曲です。 また、映画『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』は、ジェイZが音楽監
カニエ&ジェイZ、久々の王座帰還コラボを読む。(和訳:Kanye West - "Jail" feat. JAY-Z)
written by @raq_reezy こんばんは。今回はカニエの新アルバム『DONDA』から、久々にカニエとジェイZが共演したことで話題となった「Jail」を解読していきたいと思います。 そもそも、カニエはジェイZの創設したレーベル=ロカフェラ・レコードとプロデューサーとして契約し、ジェイZのヒット曲を次々とプロデュースしたことで頭角を表しました。 その後、ラッパーとしても成功したカニエはジェイZを兄貴分として慕い、数々の共演を果たしてきましたが、メンタルが不安定
人生の勝者、ナズとジェイZの久しぶりのコラボを味わう。(DJ Khaled - "Sorry Not Sorry" feat. Nas, JayZ & James Fauntleroy)
written by @raq_reezy 今回は、DJキャレドの最新アルバム『KHALED KHALED』から、ナズとジェイZが集結した感動の一曲「Sorry Not Sorry」を解読します。 2人はともにニューヨークから1990年代に登場したドラッグディーラー出身のラッパーで、2000年代前半のヒップホップシーンを牽引する中で、どちらがキングなのかを争ってビーフを繰り広げました。 その後、2人は和解し、当時ジェイZが社長を務めていたデフ・ジャムに、ナズが移籍すると
アントレプレナーシップを持った二人の“気分”を読む。 (Nipsey Hussle & JAY-Z - "What It Feels Like")
Writer: @vegashokuda こんばんは。甜達麻のBADSAIKUSHです(違)。 米国では映画『Judas and the Black Messiah』が2月12日より公開中!ということで、同時に同作のインスパイア盤『Judas and the Black Messiah: The Inspierd Album』がリリースされています! 肝心の映画はというと、ブラックパンサー党のイリノイ州支部でチェアマンを務めたフレッド・ハンプトンに関するもののようです。
ファレルとジェイZの黄金コンビが「アントレプレナーシップ」を語る。(Pharrell Williams - "Entrepreneur" feat. JAY Z)
Writer:@raq_reezy ジェイZとファレルという黄金コンビの新作がリリースされました。 「Frontin'」などの頃はイケイケだった二人も今やベテラン。ということで、「Entrepreneur」という、ちょっとビジネスマンチックなテーマになっています(笑)。 この曲では、ファレルがリスクをとって挑戦することの重要性を歌っているのに対して、ジェイZは黒人が自分たちで資産やビジネスを所有することの重要性を歌っています。 つまりファレルは起業家精神を歌っており、
"永遠の新人"、ジェイ・エレクトロニカが10年かけて遂にリリースしたアルバムを読む。(Jay Electronica - "Shiny Suit Theory" feat. JAY-Z、The-Dream)
Writer:@raq_reezy 今回は、ついにリリースされたJay Electronica(ジェイ・エレクトロニカ)のアルバム『A Written Testimony』から「Shiny Suit Theory」を解読していきたいと思います。 「Shiny Suit Theory」自体は2010年にリリースされた曲ですが、それからこのアルバムが出るまでに、なんと10年の期間を要したことになります。 ジェイ・エレクトロニカは、アンダーグラウンドシーンでカルトチックな人気
マフィア的な世界観のラップを大成させたJAY-Zのデビューアルバムを味わう。(JAY-Z - "Can't Knock the Hustle")【後編】
前回は、「マフィア的な世界観のラップを大成させたJAY-Zのデビューアルバムを味わう。(JAY-Z - "Can't Knock the Hustle")【前編】」と題して、Mafioso RapやJAY-Zの出てきた背景を説明しました。 そして、ドラッグ・ディーラーならではの1バース目を味わいました。 今回は、2バース目と3バース目を読んでいきたいと思います。 それでは、引き伸ばさずに、さっそく参りましょう! 2バース目Last seen out of state
【和訳】マフィア的な世界観のラップを大成させたJAY-Zのデビューアルバムを味わう。(JAY-Z - "Can't Knock the Hustle")【前編】
これまでは、どちらかというと新しい曲を紹介してきましたが、たまには昔の曲を解読してみたいと思います。 今回解読するのは、またまたJAY-Zになります(笑)。 ということで、JAY-Zのデビューアルバム『Reasonable Doubt』から"Can't Knock the Hustle"という曲を解読していくのですが、その前に『Reasonable Doubt』について説明したいと思います。 『Reasonable Doubt』は、1996年当時、東海岸で流行りを迎えて