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『世界は贈与で出来ている』近内悠太−withコロナ時代の世界との出会い直しについて/私たちはコートの中の1万円札に気づいたか?
GWは、緊急事態宣言に伴う自粛要請もあり、街は閑散としている。 そもそも、行く場所がない。行く場所がなければ人が外に出ることもない。 「普通ならたくさん人が居るはずなのに・・・。」という感覚は、ある種のSF的な感覚にも近い。 日常に少し歪みを生じさせて、その日常を非日常にする。 改めて、非日常から過去の日常を眺めることで、私たちはこの世界あるいは社会的な関係から大いなる贈与を受け取っていたことに気がついた。 『世界は贈与で出来ている』の著者である近内さんによれば、この