見出し画像

【塾講師歴3年の名大生が語る】定期テストで高得点を取る生徒の「勉強計画」とは【中学生・親御さん向け】

皆さんこんにちは!あるいはこんばんは!

ハンドラーさん(SPY×FAMILY)

NU Ase運営です!
今回は、定期テストで高得点を取る生徒が必ず実践している「勉強計画」についてお話しします。

筆者は学習塾で3年間アルバイトをしてきましたが、定期テストで高得点を取る子は必ず質の高い勉強計画を立てているという点で共通していると感じています。

しかし、勉強計画の大切さや立て方は学校で詳しく教わる機会が少ないので、「どうしたらいいんだろう…」と悩んでいる子も多いと思います。

中学2~3年生の子であれば下図のような勉強計画シート(テスト週間になると学校で配られるやつです!)に見覚えがあるのではないかと思いますが、「いつもシートを埋めているけれど、計画通りに進まないんだよな…」と感じている子も多いのではないかと思います。
また、入学したばかりの1年生の子は、「なんだか難しそう…」と感じているかもしれません。

出所:https://apjp.net/new/howtostudy/howtostudy-test/howtostudy-test15/

今回の記事は、そんな皆さんの悩みを解決すべく執筆しました!




1. 必ず押さえてほしい3つのポイント

最初に、今回の記事で押さえてほしいポイントをお伝えします。
ポイントは大きく3つです!

ポイント①:テスト計画が必要な理由

ポイント②:テスト計画を立てるコツ

テスト計画には、4つのステップがあるということを押さえましょう!

ポイント③:テスト計画に沿って勉強するコツ

予備日については後半で具体的に説明します!

2. なぜ計画が重要なのか?

例を見てもらったほうが分かりやすいと思うので、「計画を立てなかったらどうなるか」「計画を立てるとどうなるか」の2つに分けて説明します!


計画を立てないと…

きっと、テスト直前にこのような状態になってしまいます。

計画を立てると…

一方で、計画を立てるとこのようになります!

いかにも優秀な感じがしますよね!

ここまでを整理してみます。

ここでいう網羅性とは、「テストまでに全範囲の勉強を終わらせられるかどうか」だと思ってください。

自信については、スポーツの試合や発表会等と同様に勉強でも重要です。
「勉強が十分にできなくて不安…」という状態でテストを受けるのと、「これだけ勉強したのだから大丈夫!」という状態では、明らかに当日のパフォーマンスに差が出ます。

バランスは、「科目ごとに勉強時間の偏りが出ていないか」だと思ってください。

これらの軸でテスト計画を「立てた」「立てなかった」を分類してみると、計画を立てるメリットをより理解できるのではないかと思います!


この章をまとめます。


3. 計画の立て方

テスト計画は、以下の4ステップで立てましょう!


ステップ①:ゴールを決めよう

まずは「いつのテストに向けて勉強するのか」を確認します。
下の図を見てください。

仮に今日からテスト勉強を開始するとして、1学期の中間テストに向けて勉強するのと期末テストに向けて勉強するのでは、勉強期間・科目・範囲が大きく変わりますよね。

ですので、「自分はどのテストに向けて勉強するのか?」ということを必ず確認しましょう。


ステップ②:目標を決めよう

ゴールが決まったら、次に目標を決めます。
目標決めとは何かと言うと、

ここでも具体例を挙げて説明します。
Aさんを考えてみます。

Aさん

Aさんは、5教科400点が目標で、前回のテストでは360点だったようですね。ここから、Aさんが目標を達成するには40点分を上乗せする必要があると分かります。

そこで、Aさんは前回のテストを見返してみたところ、次のようなことが分かりました。

どうやら、「英語の長文」と「数学の計算問題」で点数を上げることで400点に届くと考えたようです。
(数学60点→80点、英語60点→80点で目標達成)

そこで、次回のテストでは英語(長文)と数学(計算)を重点的に(ワーク3周)勉強しつつ、他の教科は前回と同じくらい(2周)勉強することにしました。


ステップ③:計画を立てよう

ここまで来たら、あとは「1日あたり何ページ勉強すればいいのか?」を明らかにするだけです!

それぞれのワークのページ数 × 周回数で、テストまでに取り組むページ数を出します。

最後に、教科ごとの取り組むページ数をテストまでの日数で割って、1日に取り組むページ数を出します。


ステップ④:勉強を始めよう

あとは計画通りに進めてみましょう!


4. 計画を立てるときの注意点

注意①:予備日を入れよう

予備日とは、1週間で遅れてしまった教科の勉強を取り戻す日だと思ってください。
例えば、先ほどの例では「数学を毎日3.5ページ」としましたが、応用問題のページが続くと1ページしか進められない日も出てきます。
そうしたときに、遅れた2.5ページ分を取り戻すのに役立つのが予備日となるわけです。

※調整日は自分の好きな曜日にして大丈夫です!


注意②:計画をチェックしてもらおう

勉強計画を立てたら、学校や塾の先生に必ずチェックしてもらいましょう!

自分1人だけで計画を立てると、到底こなせない計画を作ってしまうこともあります。
それを避けるには、経験豊富な先生方の力を借りるのが一番です!

同時に、下図のサイクルを意識してみてください!

先生への相談を踏まえて勉強計画をアップデートし、勉強を進める中で再度先生に相談し、それを踏まえて勉強計画を、、、
といった流れでテスト期間を過ごしましょう!


5. まとめ


6. おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

ボリューミーな内容だったと思うので、無理に全部を取り入れようとするのではなく、「自分にもできそう!」と思ったことから取り入れてみてください!

今後も皆さんの役に立つような勉強術を発信するので、フォローして続編をお待ちください!

それではまた次回の記事でお会いしましょう!


↓各種SNSやホームページもありますので、こちらも要チェックです!


NU Aseでは、一緒にイベントを作ってくれる仲間を募集しています。
興味のある方は、以下よりお問い合わせいただければと思います!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?