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「探究学習」って一体なんだろう?~NU Aseの展望~

こんにちは!
NU Ase運営です。

今回は、探究学習とNU Aseの展望についてお話しします!




「探究学習」とは何か

問題解決的な活動が発展的に繰り返されていく一連の学習活動のこと

これは、文部科学省が発表している定義です。
しかし、この言葉だけではまだ探究学習を掴みきれないと思います。

そこで、

・探究学習とは、どんなことをするの?
・なぜ、探究が注目されているのか?

このような観点から、探究学習について説明していきます!


「探究学習」ではどんなことをするの?

探究学習は、子供たち自身の疑問や課題からスタートします。

家での暮らしや学校生活の中で、様々な「なぜ?」「どうして?」ということに出会うと思います。

そこで探究学習では、その「なぜ?」に対して情報を調査・整理・分析をして、友人・家族・先生に対して意見交換をしながら進めていき、まとめ・表現します。

テーマ・課題決め
情報収集・調査
整理・分析
まとめ・発表
振り返り
新たなテーマ・課題決め

このサイクルを繰り返していくイメージです。

そのプロセスを通じて、思考力、判断力、表現力などを培うことを目的としています。

出典:政府広報オンライン(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201903/2.html)

ここで、最初に紹介した文部科学省の定義を思い出してみましょう。

探究学習とは、

問題解決的な活動が発展的に繰り返されていく一連の学習活動のこと

知識を習得させることを目的とした勉強法とは異なり、実社会に必要な能力を問題解決のプロセスを実際に体験しながら身につけることを目的としているのが探究学習なのです。


なぜ、今「探究」が注目されているのか

現在、教育業界で「探究」が注目されています。
その理由は、2022年度(2019年から先行実施)から新しく導入される高等学校学習指導要領の中で、「探究」という名前のつく科目が新設されることになったからです。
(日本史探究・地理探究等と呼ばれるやつです!)

小中学校では「総合的な学習の時間」、高等学校では「総合的な探究の時間」において、探究学習を先行的に実施している学校もあります。

例えば、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)、SGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)に指定されている一部の高校では、探究学習が実際に取り入れられています。

SSH指定校については、東海地区だと、一宮高校(愛知)、恵那高校(岐阜)、津高校(三重)など国立・公立・私立関係なく、様々な高校が指定されています。

その他にも、「探究科」というコースを設置する学校も増えてきています。


NU Aseの展望と目的

NU Aseとは

NU Aseは、「学びに探究を。人生にワクワクを。」を掲げ、探究学習の手法を取り入れた教育イベントをオンラインで実施しています。

1~2ヶ月に1度、オンライン型オープンキャンパスやお悩み相談会など、皆さんの身近な悩みに寄り添いながら探究的な学び方を探っています。

探究学習は、まだ世の中に浸透しきっていないです。
それは、私たちが教育改革の変化の狭間にいて実感がわかないことが1つの原因だと思います。

新しい教育に不安を覚えている方も大丈夫です!
一緒に楽しく探究学習しましょう!

NU Aseと共に、探究学習の時代を先取りしてみませんか?

今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


NU Aseでは、探究学習を取り入れたオンライン教育イベントを開催しています。

講師は現役大学生。

勉強をコーチングしてもらえるだけでなく、大学生活のリアルや学部ごとの勉強内容など、進路選択に役立つ情報もゲットできます。

【NU Ase HP】

また、一緒に探究学習を用いたイベントを作ってくださる方々からのご連絡も受け付けています。

個人の方はもちろん、企業やサークル、そのほかの団体の方も大歓迎です!

XのDMよりご連絡お待ちしております^^

名古屋大学NU Ase(ニューエース)(@nu_ase)さん / X (twitter.com)

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